1月17日、鳴門海峡に釣行した。狙いは春の乗っ込みマダイということだが、果たして狙い通りにならないのが、人生や釣りの面白さである。この日もやっぱり……。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)
スズキ釣りにきたことにしよう
スズキに気を取られていると、「浜さん、なんしょんアタリ、アタリ」と船長が大声で知られてくれる。そして、「これはマダイじゃ、間違いないわ」と言っている。「ほんまに?」と私。
「オー、食べごろサイズ」「50はあるよ!」と船長。「えーそうかなあ?」と言っていると、船長が「マダイはチヌと違って、尻尾が長いからなあ」えへんと自慢げな顔をした。もちろん、釣れたのはマダイではなく「スズキ」である。
それから、他のみんなにもアタリがあるが、全てスズキである。スズキの2連もあった。もう今日は、スズキ釣りに来たことにしよう。つまり、さっきので本命ゲットということだ。
乗っ込みマダイの展望
鳴門市や香川県東かがわ市の乗っ込みマダイは始まっている。今はまだ、魚礁の決まったポイントに集団でナブラを作って産卵準備をしている時期である。
春の桜が咲くころには、終盤を迎えるが、その時期は漁師の網に、どっさり入る時期である。そのころまでは、マダイがサビキで釣れるシーズンであるので、再びチャレンジしたいと思っている。だって、地球は僕らの遊び場だもの。
<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>
西山渡船
出船場所:相生漁港