【和歌山2021】年末年始の『寒グレ』フカセ釣りオススメ磯5選

【和歌山2021】年末年始の『寒グレ』フカセ釣りオススメ磯5選

年末年始は寒グレの好シーズン。休みを利用して思う存分、楽しいグレ釣りを満喫できるよう、今回はこの時期にオススメな和歌山の磯を紹介。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)

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兵頭良弘

大阪府交野市在住。磯、波止、船釣りなど、ほぼオールジャンルで釣りを楽しんでいる。古くから親しんできた磯のグレのほか、波止チヌフカセや船釣りにもシフトしている。

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海釣り 磯釣り

5. 那智勝浦地区

宇久井の磯群と同様に熊野灘の潮をまともに受け、数多くの磯場を有する勝浦の磯。沖磯は大きく分けるとオジャ浦方面と山成群島に二分される。特徴としてはオジャ浦方面の磯は、比較的小さい磯が多く、2、3人程度が上がれる小島が無数点在している。山成群島は大小十数個の島が集まって形成されており、特に山成群島の景観は離島さながらの雰囲気をかもしだしている。

オジャ浦一帯の磯は東寄りの風には滅法弱いが、これからの季節風にはベタ凪となる日が多くなるので、釣行を計画するには最適な磯場と言える。

代表的な磯群

代表的な磯としては山成群島の一の島、ハゲ島、沖ヨセダ、寺島などが有名で、オジャ浦方面では大島、黒島、双子島、和市島などが人気磯として名高い。

釣れる魚はグレの他にイサギやマダイの魚影が濃く、グレは30~40cm級が数狙える。山成群島の磯は至る所にシモリやハエ根が出ているので、大型を掛けても取り込みがなかなか難しいので、できるだけ太仕掛けでアタックしてもらいたい。

釣り方はどちらの磯群も完全フカセに近い仕掛けが合っているように思われるが、いずれにせよサラシの強弱に合わせたガン玉を使用し、さしエサとまきエサが同調するように攻めると好釣果に恵まれるだろう。

▼この渡船について
清丸渡船
出船場所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町

まとめ

年末年始にオススメの磯場紹介を記してきたが、全ての基本にあるのはやはり季節風に強い磯場を念頭においていること。急な天候の変化で、せっかくの釣行が台無しならないこと、また、確実に釣果が得られる磯場、年末年始の混雑を考え磯数が多い釣り場や穴場的釣り場を考慮しての選択である。

特にビギナーの方やこれから磯のグレ釣りを始めようと考えておられる方の参考になればと思う。

これから一段と寒さが増してくる寒グレシーズン。釣行時はとにかく寒さ対策が大切だ。私は常に簡易コンロを用意しているし、着用する服も生地が薄くても保温性が高い素材を選んで着用するように心掛けている。想像以上に磯の上は寒さが厳しいので、十分に注意しよう。

新型コロナ感染症に加え、インフルエンザなどに気をつけていただき、特に年末年始は病院も手薄になるので、健康管理を怠ることなく、体調が優れない時は決して無理な釣行は避けて、健やかな新年をお迎えいただきたい。

<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>