先日の大阪南港メバリングで、6匹手中、5匹を持ち帰り調理した。いろいろな食べ方で「2食」浮かせられる。何気に一人暮らしの釣り人にとってはうれしい余得である。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
湾奥居付きとは思えない味
1匹目を釣った瞬間から思ったが、今年の大阪南港のメバル、どうやら体色がいい。釣ったときから、そこまで湾奥居付きのあの独特のにおいがしない。この日が澄み潮だったことも関係しているのか…。「これは食べられるな」と思って、久々の持ち帰りフィッシング、正解だった。
最近の大阪南港の魚はきれいだ。水色もこころなしかよくなった気がする。私の目が慣れただけかもしれないが…。そして、明らかに目で見ても夏よりは冬の海の方が水がきれいなので(これはどういう理屈なんだろう?)、冬の湾奥メバルは実は持ち帰ってもおいしく食べられる。
2食浮かせられるのは大きい
簡単に釣れてしまうメバル。反応もいい上、食味も抜群ときている。しかも5匹釣れば、一人暮らしなら2食浮かせられる、これはいい。1,000円くらいの価値はあるだろう。
しかも私はこの釣行では、ノーロストで上がった。チヌ、タチウオも狙ったが、一切ロストなし。ジグ単にも150円くらいの単価はあるので、ロストしないことも大事だ。ノーロストで1,000円分の魚を持ち帰れば、ガソリン代を差っ引いても得に回る。せこい話みたいだが、年間釣行回数が増えるほど、そういう計算は頭に入ってしまう。
これまでリリースメインだった私だが、読者のみなさまも含めて、今後は釣行を「得」に回す意味でも一釣行で二食浮かせるくらいの魚を持ち帰ってみてはどうだろうか?
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>