これから本格化する寒の磯グレ釣り場として、三重・古和浦エリアを紹介する。今回は同エリアで大型グレと出会うためのポイント選びからタックル、エサなどに焦点を当てた。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・兵頭良弘）
2020年12月16日
兵頭良弘
大阪府交野市在住。磯、波止、船釣りなど、ほぼオールジャンルで釣りを楽しんでいる。古くから親しんできた磯のグレのほか、波止チヌフカセや船釣りにもシフトしている。
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まきエサの考え方
寒のシーズン、基本的に磯際狙いが多くなる季節なので、まきエサは磯際に少量ずつ間断なく撒き続ける。まきエサの帯の中で、さしエサが少しでも長く同調している時間帯をキープすることが理想だ。
筆者の場合、生のオキアミを使用するので、配合エサには比重のややあるものと軽いものとを混ぜ合わせ、立て方向にまきエサが拡散するように心掛けている。具体的に磯際狙いではグレパワーV9とアミパワーグレスペシャルを混ぜ合わせたものを使用し、ポイントが沖にかわった場合は沖撃ちスペシャルや超遠投グレなどを追加して遠投での釣りに対応できるように準備している。
まきエサの配合例（提供：WEBライター・兵頭良弘）さしエサについて
さしエサはエサ持ちの良いくわせオキアミスーパーハードやくわせオキアミスペシャルなどを用意しているが、食いが渋い時には特撰むきエビを使うとより効果的だ。
いずれにしてもこの時期のグレ釣りは魚の活性が高いか低いかで、攻め方も大きくかわってくる。なかなか思うようにいかないのもグレ釣りの面白さ。大型のグレは必ず潜んでいると信じて、あらゆる想像と推理をかき立てて、魚との心理ゲームを大いに楽しんでもらいたい。
＜兵頭良弘／TSURINEWS・WEBライター＞
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