11月15日、清水港にフカセクロダイ釣りに出かけました。同エリアにおける、秋冬のクロダイ釣りパターンなども含めてレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
清水港でフカセクロダイ
朝からすっきりとした秋晴れになった11月15日、筆者のホーム釣り場「清水港」でクロダイ狙いのフカセ釣りを楽しみました。朝は冷え込んで肌寒く感じましたが、時間が経つとすぐに暖かくなり絶好の釣り日和。風も吹いていないので海面は湖のようなベタ凪です。
釣行前日にかけてクロダイの情報を集めたところ、高水温の影響か、まだ浅ダナに浮いているクロダイも多い様子。魚が浮いてしまっている上にエサ取りも多く、しばらくフカセ釣りは絶不調だったようですが、ここのところフカセ釣りでもクロダイの釣果を聞くようになりました。筆者はしばらくフカセ釣りでクロダイの顔を拝めていないので、今回はいつも以上に気合いが入ります。
当日のタックル&エサ
ロッド:銀狼 冴06号
リール:インパルト競技LBD
道糸:PEライン0.8号
ショックリーダー(中ハリス):collection2.25号※ナイロンライン
ハリス:LEVEL1.5号、1.75号※フロロカーボン
ハリ:チヌ針3号、伊勢尼7号
使用したエサ
▼まきエサの配合
米ぬか:約2kg
BチヌⅡ:1袋
サナギミンチ激荒:1袋
ムギコーン:1袋
オキアミ:3kg
※それぞれ半量ずつ2回に分けて使用
▼さしエサ
生オキアミ(まきエサから取って使用)
ハードオキアミMサイズ
サナギミンチから取ったサナギとコーン
エサ持ちイエロー(練りエサ)
フグの猛攻
タックルとまきエサの準備を済ませて早速釣り開始。釣り座に選んだのは、数日前にクロダイの釣果があったという内向きのポイントです。沖にかけ上がりがあるので、その付近にステージを作るイメージでまきエサをまきます。
しばらくすると、引っ張るような弱いアタリがあったので回収してみるとハリが無くなっていました。ここから予想以上にフグの猛攻を受けて大苦戦。途中、1匹だけ小型のヘダイが釣れましたが、その後釣れてくるのはフグのみです。
このままではどうしようもないので、状況を打破すべく釣り座の移動を決断しました。
場所移動でメジナ登場
メジナも狙える潮通しの良いポイントに場所を移し、まきエサをまくと早速メジナが浮いてきます。ここでしばらくメジナを釣って遊ぶことに。30cmまでの小型が多いですが、チヌ竿でやり取りすると竿をギュンギュンと曲げるのでとても面白いです。
メジナを釣りつつも定期的にコーンやサナギでクロダイの様子を探りましたが、昼過ぎになるまで気配はありませんでした。しかし、清水港のクロダイはここからが勝負です。