11月15日、清水港にフカセクロダイ釣りに出かけました。同エリアにおける、秋冬のクロダイ釣りパターンなども含めてレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
冬の清水港クロダイの攻略法
ここで、清水港で秋から冬のクロダイフカセを楽しむコツを紹介します。
午後が勝負
清水港の傾向として、午前中は全くダメでも午後から急に釣れ始めることが多いです。午前中は我慢の釣りになりますが、こまめにまきエサをまき続けることでクロダイを手にするチャンスが大きくなります。清水港では短竿を使ったダンゴ釣り(かかり釣り)も盛んですが、こちらも同じような傾向があるようです。
コーンや練りエサも積極的に使用
秋にかけては水温が下がっていないことも多く、エサ取りが活発なことがあります。そのような状況で活躍するのが、コーンやサナギなどのエサ取りに強いさしエサです。エサ取りは水温の低下に伴って徐々に減っていきますが、冬の低水温期でもクロダイの目先を変える効果があるので、オキアミと合わせて持参すると良いでしょう。
午後にクロダイ2連発
昼過ぎになると潮が変わり、左右にふらついて安定しなかった潮が沖に向かって流れ始めました。同時にエサ取りも大人しくなったので、もしかしたらクロダイが寄ってきたのかもしれません。
すると、途中から筆者の隣で竿を出した師匠にヒット、30cmクラスの小型ながらも見事本命をキャッチします。予想通り、クロダイが回遊してきたようです。
ここで、筆者にも一気に持って行く強烈なアタリが訪れました。そこまで大きくなさそうですが、回遊型の体色が綺麗なクロダイです。無事にキャッチし、久しぶりにフカセ釣りでクロダイの顔を拝むことができました。
再度、仕掛けを投入して底付近まで送り込むと、ラインがピンッと張るアタリが出ます。サイズダウンしてしまったものの、嬉しい連続ヒットで2匹目をキャッチできました。
突然のブリ族参上
ここからもっと続いてほしかったですが、アタリはここで無くなってしまいました。しばらくエサ取りも沈黙していましたが、突如投入してすぐにひったくるアタリが。一瞬ボラかと思いましたが、瞬発力があるので様子が変です。
慎重に寄せてくると姿を見せたのはなんと青物。40cmあるかないかの「イナワカ」サイズでしたが、最近は一回り大きなイナダサイズも回遊しているので油断できません。