湾奥でのハゼ釣りも終盤戦。江戸川放水路のハゼも深場へと落ちて行く時期となってきました。11月11日、そんな「落ちハゼ」を狙った釣行をレポートしたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)
釣果は71匹
帰宅後数えてみると合計71匹。後半の方が調子がよかったので、最終13時半のお迎えにすれば100匹を超えたかもしれません。しかし、それでも十分すぎる釣果。
20cmに迫る深場サイズが交じることはありませんでしたが、それでもざっと見た限り全て10cm以上で、アベレージは14~5cmといったところ。久々に数、型ともに大満足の釣行となりました。
因みにHPによるとこの日のトップは229匹(5本ザオ)。たかはし遊船さんで有名な常連さんによるものでした。市川水路の深場ハゼ、開幕絶好調です!
ちなみに、この日はハゼを天ぷらでいただきました。
ハゼ料理:「オイルゴービー」
イワシのオリーブオイル煮のことを「オイルサーディン」と言いますが、オイルゴービーは文字通りこれをハゼ(GOBY)で代用したもの。
ハゼは釣れすぎた際、下処理をしてその日に天ぷらなどで食べる分以外は冷凍してしまうことが多いですよね。甘露煮という「和」、中華風南蛮漬けという「中」の定番保存食を作り置きするのも手段ではありますが、今回もう1つ、「洋」の保存食を紹介したいと思います。
作り方
・ビニール袋などに入れ塩もみをし、ウロコとぬめりを落としておく
・内臓取って頭を落とし、10%の食塩水に30分程度漬けておく
・キッチンペーパーなどで水分をよくふき取る
・鍋にハゼを並べ、ひたひたになるまでオリーブオイルを入れる
・お好みで鷹の爪やニンニク片を入れる
・弱火で30分位煮こむ
はじめは15~20匹程度で作ってみると作りやすいです。
15cmオーバーの大物よりも、10~15cmクラスの中・小型が適しています。冷めたものを瓶等の容器に入れ、冷蔵庫で保存すれば2週間程度は持ちます。
そのままワインと一緒に食べてもいいですし、サラダやパスタにもあいます。写真のようにバケットに乗せれば簡単でおいしい朝食にもなります。たくさん釣れたら是非作ってみてください。とても簡単ですよ。
※ちなみに「オイルゴービー」という名前は、私が勝手にそう呼んでいるだけです。
<尾崎大祐/TSURINEWS・WEBライター>