沖縄・宮古島へキハダマグロを狙いに行ってきた。今回は島唯一の乗合船から出船。筆者は惜しくもバラしたが、同船者に45㎏が釣れた釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・前島宣秀)
マグロ釣りタックル
当日のミヨシは筆者で、ゴウインブル175HHにシーボーグ800J、胴の古川さんは同じくゴウインブル175HHにシーボーグ1200MJ、埼玉のMさん、大ドモの船長はレンタル一式での釣り開始。
まきエサは、食用ふすまにカタクチイワシを混ぜたものを使い、さしエサはこの時期、同じカタクチイワシを使ったが、時期によってはキビナゴが用意される。
仕掛けはハリスがナイロンライン50号7m、ハリはカイザータマン24号、オモリは150~200号が基本である。夏、魚が表層にいる場合は、完全フカセ釣りで狙うケースもあるが、この時期は水深100~150mであり、ご当地の釣法であるパラシュート仕掛けで狙う。
パラシュート仕掛けとは
目的のタナまでエサをそのまま沈めると、カツオやシイラなどのゲストに狙われる。そのため、パラシュートと呼ばれる厚手のビニール袋にまきエサと一緒に仕掛けを入れ、タナに届いたら竿を振り上げると一気にまきエサが撒かれる効率的な仕掛けである。
仕掛けは5本の指を広げて、親指と小指に8の字で巻いて、コマセを詰め、その上に仕掛け、さらにまきエサを乗せ、ハリを乗せてまた軽くまきエサを詰めておくことで糸絡みが大幅に解消できる。