沖縄・宮古島へキハダマグロを狙いに行ってきた。今回は島唯一の乗合船から出船。筆者は惜しくもバラしたが、同船者に45㎏が釣れた釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・前島宣秀)
一投目から大物45kg!
船長の「巻き上げて」の合図で自分の仕掛けを巻き上げると、古川さんの竿が大きくしなった。どうやら巻き上げ時に起きたエサの変化に食いついたようだ。聞けばタナは120m。80m付近で船長がマグロリングを投入、難なく30m付近まで上がってきたが、そこから攻防が本格的になった。
一進一退、ラインを引き出されながら20mを切ると、今度は船体のウインチで巻き上げ開始。最後は急所を突き、舷門(げんもん)を開けて船へと船長、中乗りの堀金さん2人で引き上げた。デカい!
筆者に大物がヒットするも…
数投した頃、船長から「100~150mに反応があるよ」とアナウンス。150mで待っていると、ようやくニヤリ。竿先の違和感からPEラインが80mほど引き出された。竿に伝わってくる重さはかなりの大物、「50kg超えだ」と巻き上げるも、180mラインから一向に上がってこない。ドラグも熱くなりはじめ海水をかけながら、早めのリング投入すること30分、急に竿先が天を向き痛恨のブレイクであった。
その後、船長に大型シイラが釣れたほか、本命は2kgクラスは上がるものの大物に誰も出会えず終了時間、帰港となった。やはりこの時期のマグロは難しい。
魚は切り身にして発送
有料ではあるが、プロの魚屋さんが出張して魚を捌いてくれ、釣果の処理に困ることはない。今回、古川さんが釣り上げた45㎏クラスで、発泡スチロール2箱分である。伝票に発送先を記入するだけで後は全て手配してくれる。
栄真丸では、今回出かけたパヤオでのキハダ釣り以外に、春先のカジキトローリング、ムロアジ泳がせ、多良間島までの1泊遠征で大物、底物などできる釣りは多彩だ。来年こそは50㎏オーバーをゲットしたい。
<前島宣秀/TSURINEWS・WEBライター>