10月11日(日)、神奈川県箱根町の芦ノ湖へ出かけた。フライのダウンショットとムーチング(泳がせ釣り)の二刀流で、悲願の「6目釣り」を達成することができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)
芦ノ湖でトラウト狙い
10月11日(日)、神奈川の芦ノ湖でトラウトを狙った。
同湖のターゲットはブラックバス、トラウト、ヘラ、コイ、ワカサギ……とさまざまだが、このところ、ワカサギ釣りが多かったので、1ヶ月半振りにトラウト1本に絞ることにした。台風が過ぎたばかりで、北寄りの強風が残っていて朝の気温17.5度でやや肌寒い。
フライ&ムーチングの二刀流
この日はフライのダウンショットとムーチング(泳がせ釣り)の二刀流。6時すぎに湖尻のボート店から出艇し、まずは桟橋沖でエサのワカサギを釣る。9時までに二歳魚を中心に89尾と上出来。
強風の中、湖央へ漕ぎ出し、まずは、ティンセルとフラッシャーを使ったフライでトローリングしながら九頭龍を目指し、胴切沖の水深27mでアンカリングして二刀流で釣り開始。
まずはコーホー&ヒメマス
1尾目はダウンショットの竿にヒット。31cmコーホー。続けて、ムーチング竿にも同魚。
仏ヶ崎の水深24mに移動。ここでは、ムーチング竿のラインがたるんでいたので聞きアワせると魚の感覚。上がってきたのは婚姻色の出た32.5cmヒメマス。
48cmブラウン&サクラマスも
アタリが遠のいたので西岸へ移動し小杉の鼻から立岩を探ると、小杉の鼻でダウンショットにヒット。重量感のある引きだが、激しい走りはないのでブラウントラウトと確信し少しづつ距離を縮め48cmの真っ黄色なブラウンをランディング。ヒレピンの奇麗な魚体。
着底からシャクるとガツンと重量級のアタリ。水面まで上がってきたのは目測50cm超え同魚。しかし、ボート脇で激しく暴れて痛恨のバラシ。
立岩では、水面から17mにタナを調整ていていたムーチング竿が激しく動き、タイミングをみてアワせると36cmサクラマス。
43.5cmニッコウイワナ登場
湖を渡って東岸へ。昼食を兼ねた休憩を挟んで、樹木園の桟橋沖の水深25mで開始。すると、ダウンショットの底層でガツン。奇麗な43.5cmのニッコウイワナ。13時を前にして、五目達成。
6魚種完全制覇まで残るは1つ。だが、こんな日に限って、いつも釣れるニジマスが釣れない…。