大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】

大阪湾のテンヤタチウオ釣りが好調。10月25日、釣り仲間が集まってチャーター船で楽しみ、船中最大124cm、釣る人最高41匹となった釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)

兵頭良弘

大阪府交野市在住。磯、波止、船釣りなど、ほぼオールジャンルで釣りを楽しんでいる。古くから親しんできた磯のグレのほか、波止チヌフカセや船釣りにもシフトしている。

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船釣り エサ釣り

大阪湾でテンヤタチウオ大会

秋の深まりとともに大阪湾のタチウオ釣りが盛期を迎え、船からのテンヤ釣り、あるいはルアーを使ったジギングでも連日、好釣果の情報が聞かれていた。そんな折、釣り好きな仲間が集う「釣り人組合」では毎年、恒例になっている「タチウオ釣行&ミニ大会」を開催。

10月25日、大阪・堺市出島漁港から出船している乗合船「太丸」で、21人が釣り上げたタチウオ1匹の長寸を競う「プチ大会」を行った。

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】当日の参加者(提供:WEBライター・兵頭良弘)

コロナ禍の中ではあるが、参加者全員がマスク着用に事前のアルコール消毒。早朝の挨拶も、ソーシャルディスタンスで小声の会話。常日頃から親交のある仲間だけに、あえて事前の注意喚起をしなくても、その辺りの常識は心得ているので対策も万全だ。

神戸沖のポイントへ

午前5時30分、夜が明け始めるとあらかじめ決められていた釣り座へそれぞれが腰掛け、早々にタックル及び仕掛けの準備をした。用意が整ったところでいよいよ出港。前日からの波気が残る海況を約1時間かけて、好釣が続く神戸沖のタチウオポイントへ船を走らせた。

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】当日乗船した太丸(提供:WEBライター・兵頭良弘)

そして、エンジン音が静かな微動音にかわると水深70~90mの神戸沖タチウオポイントへ到着。日曜日とあって、周りにはタチウオ狙いの乗合船やプレジャーボートが所狭しとひしめき合っていた。

そんな中を縫うように船を進めて行き、ポジションが確保できたところで船長からスタートの合図。この日は全員がテンヤを使ったエサ釣りで、それぞれが思い思いの仕掛けを一斉に投げ込んだ。

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】当日のタックル(提供:WEBライター・兵頭良弘)

誘いをかえてアタリ

今回、筆者が竿を出した釣り座は右舷側中央付近。まずは一流し目、テンヤがボトムに着底し、すぐに糸フケを取るとワンピッチ、ワンジャークでテンヤを動かしながら誘い上げ、竿先にアタリが出ないか全神経を集中する。

しかし、底から40mラインまで数回、同パターンで誘いを入れてみたがタチウオらしき反応は一向に出ない。

2流し目、誘いパターンを変更しテンヤが着底後、大きなシャクリにスロー巻きを組み込んだ誘いパターンにかえたところ、60m付近でタチウオ特有の「ガツ、ガツガツッ!」とした前アタリが竿先に出た。

80cm本命タチウオ浮上

「今日の誘いはこのパターンか」と本アタリが出るまで、少しピッチを速めてテンヤを巻き上げる。すると、電動リールのカウンター表示が55mを指したところで、竿先がガツーンと海中へ舞い込んだ。

「来た~!」とがっちりアワせると、乱暴な引きが手元に伝わり、タチウオ専用ロッドが胴からしなってきれいな弧を描く。この瞬間がタチウオ釣りの面白いところでもあり、釣り人にとってたまらない魅力なのだ。

フッキングが決まると一気に巻き上げ、レバーで最大巻き上げ速度に調整する。海面に浮かせたのは80cm級の本命だ。私が1匹目を釣り上げている間にも各釣り座ではタチウオのアタリが出始め、静まりかえっていた船中も賑やかになると同時に、銀色に輝く魚体があちらこちらで宙を舞った。

「入れ掛かりとまではいかないが、一流しで1匹から2匹のアタリを拾いながら75~90cmまでのタチウオをポツポツと追加していく。途中、アタリがバッタリと止まる時間帯も見受けられたが、何とかメーターオーバーのタチウオを仕留めようと、エサの種類をイワシからサンマにかえたり、テンヤをグローからナチュラルカラーに変更したりと、全員が工夫を凝らして大型を狙う。

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】山口さんにも連続ヒット(提供:WEBライター・兵頭良弘)

テンヤエサに一工夫

ちなみに今回使用したイワシは、事前に身持ち良く加工された「ぎゅっとイワシ」をアミノリキッドに漬け込んだもの。

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】今回使用したイワシのセッティング(提供:WEBライター・兵頭良弘)

前日にパックから出してタッパーに入れ、アミノリキッドを注いで、身を「締めすぎない程度」に締めた。

大阪湾テンヤタチウオで124cmドラゴン浮上 竿頭は41匹【神戸沖】前日に漬け込んでおく(提供:WEBライター・兵頭良弘)

また、サンマもアミノリキッドと旨〆ソルトで締めるなど、液体での身締めと、固形の塩での身締めの両方を試していた。最近は各自がエサの工夫にも余念がないのがテンヤタチウオ釣りの現状ともなっている。

次のページでついにドラゴン級が浮上!

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