今や周年楽しめるとも言われるナマズ釣りだが、秋こそベストシーズンと唱えるナマズアングラーが増えている。本当かどうか実釣してみて感じたことをレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・山根央之)
秋のナマズ釣りを振りかえる
当日の釣りを振り返ってみて見えてきたことを紹介する。
好釣果を得られたポイントの特徴
今回4バイトを得たポイントは「支流との合流点の下流側」だった。
なぜ、この場所がよかったのか気になったので、テキサスリグを使って川底をズル引いてみると、水深の変化があることが分かった。上流側の2川は数十cmと浅い水深だが、合流点下流側は1m程度あり、その水深が下流にかけて続いていた。それぞれの川から下ってきたナマズが一旦このポイントに溜まるのだろうか。
秋はデイのトップゲームで数釣りを
僕の個人的見解で恐縮するところであるが、確かに敵水温による高活性でデイゲームも楽しめるがポイント選択の重要性と春から蓄積されたスレを考慮すると、「秋だけがナマズ釣りのベストシーズン」と表現するのは少し違うと感じる。
とは言え、ナマズ釣りにもシーズナルパターンが必ずある。それを追究していくことで、秋はトップだけのデイゲームで数釣りができるだろう。
秋のナマズはまだまだ高活性だが、大場所のピンポイントに蝟集し始める季節でもあるため、自身が把握している秋ならではのポイント(釣り場)の引き出しの多さが大切だ。
<山根央之/TSURINEWS・WEBライター>