秋の『デイナマ』は『トップゲーム』で数釣り好機 4時間で4バイト

秋の『デイナマ』は『トップゲーム』で数釣り好機 4時間で4バイト

今や周年楽しめるとも言われるナマズ釣りだが、秋こそベストシーズンと唱えるナマズアングラーが増えている。本当かどうか実釣してみて感じたことをレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・山根央之)

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怪魚ハンター 山根央之

近所のナマズから海外の巨大魚まで狙ったら必ず釣りあげる怪魚ハンター。20ヶ国以上を渡航し出会った魚は数百種にのぼる。

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ナマズ ルアー&フライ

季節的なナマズの生態

一般論として、ナマズを生態学的に見ていくと、春の増水に合わせて川から水路や支流を遡上し産卵する。ナマズの活動水温は10~30℃と幅広く、真夏は特に浅い場所で活発に捕食行動をすることが知られる。

秋になると、用水路や支流から川に下り、冬は水温変化の少ない場所で活動量を落とすと考えられている。

秋の『デイナマ』は『トップゲーム』で数釣り好機 4時間で4バイトデイナマズの盛期は秋?(提供:WEBライター・山根央之)

ナマズのベストシーズンは?

ナマズのベストシーズンには諸説ある。まずはその根拠を確認しよう。

春説

春説を唱える場合の根拠になるのが、産卵遡上というイベントだろう。冬の間、釣り人からのプレッシャーを受けていないナマズが遡上してくるため、ルアーに反応させやすいというメリットもある。

夏説

夏はナマズにとって最も標準代謝が増える時期になり、多くのエサを摂餌しようと試みることは言うまでもない。加えて、カエル類が多く出る時期でもあり、ナマズが表層への意識を高めるシーズンとも捉えることができる。高水温になることで、溶存酸素の豊富な流れ込みや雨上がりの水温低下など、ポイントやタイミングを絞りやすいのも釣り人にとってプラスだ。

秋説

さて、今回の議題である秋説だ。ナマズにとっての適水温になるため高活性ではないか?真夏の暑さで厳しかったデイゲームでも好釣果が出るようになるのでは?

そんな仮説を唱えながら、愛知県西部を流れる水路群へ出かけてみたので振り返ってみよう。

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