10月3日、徳島の吉野川河口と兵庫・明石の海浜ベランダで投げ釣り。夜明けからカレイを狙い、本命と良型ニベを仕留めた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・長谷川靖之)
関西のカレイ釣りシーズン
朝夕の冷え込みが強まってくると、我々投げ釣りマンが意識するのが乗っ込みカレイの状況である。関西圏のカレイ釣りは9月下旬からチラホラと便りが聞かれ始め、10月下旬ごろから本格的に釣れ始める。
とはいうものの年々個体数が減少しているのか、簡単に釣れる魚ではなくなっているのが実情だ。私もここ数年はカレイ釣りだけに出掛けることはなくなり、夜釣りで他魚を狙い、そのついでに夜が明けてからカレイ釣りをするパターンが定着している。
吉野川河口で56cmニベ
10月2日の金曜日、仕事を終えてから車に荷物を積んで堺市の自宅を出発。まずは最近、大型のニベとキチヌが釣れている徳島市吉野川河口を目指した。
到着後すぐに4本のサオを並べてアタリを待つ。早速ドラグを鳴らすアタリで登場したのはウチワほどのアカエイだ。その後は右に投げても左に投げても、エイ、エイ、エイのエイ祭り。中には直径が50cmを超えるサイズも交じり腕がパンパンだ。
そんな中、夜明け前にエイとは違う高速でドラグを鳴らすアタリで、本命ニベが登場。サイズも56cmと納得サイズ。
ここでいったんサオを仕舞い、淡路島を経由して本土に戻った。まずはファストフード店で腹ごしらえ。
ポイントの明石海浜ベランダは下げ潮の激流が落ち着かなければ釣りにならないので、慌てて釣り場に行く必要がないからだ。
吉野川河口