9月20日、熊本県天草市の牛深の地磯からルアーで青物を狙った。真昼間の釣りとなったが、本命4匹をゲットしたので、その模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・日高隆行)
シモリ周りで格闘し3尾目
次を狙うが、ラピードでは少しやりづらい強い風が吹いてきて、今度はモンスターショット(110キビナゴ)をセットし、水面直下、水面を高速巻き!
「ちょっと風で沈んだかな?」。でもその風を味方に付けて水面直下、水面を高速引きすると、ルアーがルアーに見えなくなるからリアクションバイトが……。「ほら食った~♪」。完全にしてやったり感!だがこの魚、元気があり過ぎてシモリの方に!「うっわ……最悪」。
シモリの裏に回られたので、すかさずベールを上げてラインを出す!魚がシモリに突撃したのなら、無理に力vs力でファイトするのではなく、いったん引いて上げるのも良い。
ラインをだんだん出していくが、途中のラインがシモリに!「ダメ×3」。左手に回ろうにも方向的にまずい。沖に出るのを、テンションをかけながら待つ。すると沖に行き始めたのでファイト再開! だがまだ途中のラインはシモリに当たったまま!
「今走られたら終わるな」。青物釣りとは思えないほどゆっくり巻いていると、疲れたのか潮下の方に泳ぎだした!「待ってました!」。
一気にゴリ巻きし、勝負あり!これを釣った後に目の前のシモリが顔を出し始めたので、右手にある張り出した磯に。
高速リトリーブで4尾目
だが先ほどより強い北風が横から来る。「ラピードもモンスターショットもちょっと弱いかな~この風じゃ」。ならばと、ロックジャークをセットし、強風時でも水をかんでくれるミノーに変更。
遠投し、高速リトリーブ! さすがに強風が吹いているとはいえ、真っ昼間でルアーをゆっくり動かしていたなら見切られることが多々あるので、そこを高速リトリーブでカモフラージュ。
すると答えはすぐに返ってきた。1投目の残り10mって所で「ガツン!」「きたきた~4尾目!」。速攻でぶっこ抜きし、勝負あり!「状況の読み勝ちだな(笑)」。
この魚を最後に潮が枯れて、はるかかなたで青物がボイルしていたため、潮が下がり切り青物の着き場が変わったと判断し帰路に。
<週刊つりニュース西部版 APC・日高隆行/TSURINEWS編>
牛深の地磯