ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】

予定していた沖釣りが中止になったある日、近所の荒川支流に「スッポン釣り」へ。本命をゲットし、豪華スッポン料理を満喫することができました。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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淡水の釣り 渓流釣り

泥抜きと下処理

いよいよ釣ったスッポンの下処理です。

泥抜き

泥抜きについては色々な考えがあるかと思いますが、水道水で毎日水交換をしながらエサを与えず放置し、水がきれいになるまで繰り返せば良いと思います。あまり長く泥抜きをすると、スッポンも痩せてしまいますし、適度な頃合い(3日前後)で覚悟を決めると良いです。

下処理

準備するものはまな板と軍手とよく切れる包丁。できれば包丁は、裁く前にしっかり研いでおく事をお勧めします。

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】包丁はよく切れるものを(提供:WEBライター・尾崎大祐)

後はスッポンを逆さにしてまな板に置き、首がびよ~んと伸びた所を掴んで一気に。かなり血が出ると思いますが、野生のスッポンの血は処分したほうが無難。お店等で出されるスッポンの生き血は、ほとんどがしっかり管理された養殖のものなのだそうです。首を落とし、血抜きさえてしまえば後は惰性で足、甲羅、軟骨部と切り分けていけば良いかと思います。

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】解体したスッポン(提供:WEBライター・尾崎大祐)

熱湯を切り分けた部位にかけて薄皮をはがしましょう。(生き血はもちろん、野生のスッポンを食する場合は自己判断にてお願いいたします)

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】薄皮をはがす(提供:WEBライター・尾崎大祐)

熱湯をかけるときれいに薄皮が剥がれます。

スッポン料理

小型であったため全て鍋に。まずは身をじっくり煮込んでよく出汁を取ってからその他の具材を投入!

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】スッポン鍋(提供:WEBライター・尾崎大祐)

やや獣臭さがありましたが、ジューシーで美味しかったです。黄色い部分は脂身だと思われます。

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】肉がジューシー(提供:WEBライター・尾崎大祐)

翌日は雑炊に。これは家族に大絶賛されました。獣臭さが残る肉からは全く想像できない一品です。

ペットボトル仕掛けで『スッポン釣り』 鍋&雑炊を堪能【埼玉・荒川】雑炊も美味(提供:WEBライター・尾崎大祐)

<尾崎大祐/TSURINEWS・WEBライター>