徳島県・旧吉野川河口から里浦海岸の沖に並ぶ粟津離岸堤へ波止チヌのフカセ釣りに出かけた。深ダナで本命連発、クーラーが閉まらなくなった釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)
クーラーいっぱいの釣果に
そんなに数は要らないけれど、引きが楽しいのでもう少し釣ることにして、ギアチェンジ。すると3連続でチヌがヒット。渡辺さんがビデオを回してくれる。渡辺さんが「私はまきエサ係になってます。まいたエサがみな濱堀さんの方にいってます」と気落ちしている。そこで、「ちょっとタナが深くなったかなあ」と言うアドバイスをすると、渡辺さんにヒット。良型のチヌである。聞くと4ヒロ半に深くしたと言う。そして渡辺さんにまたしてもヒットだ。
私もポツポツ追加して、大きな黒目のボラをタモですくったところで、クーラーのフタが閉まらない。そこで納竿1時間前だったが道具を片付けた。乗船場の港で、クーラーをヒックり返すと、チヌがちょうど10匹。渡辺さんもチヌとグレを合わせて10匹だった。
今後の展望
粟津離岸堤は 10月頃から釣り人が増え始め、盛期の11月になると、チヌとグレを狙う釣り師がわんさと押しかける。水温が高い場合は、12月や1月になっても、よく釣れる。
何せ、鳴門市在住の私たちには、近いのが一番の利点である。近場でチヌがたくさん釣れる良い場所があるなんて、幸せなことだと思う。近場で時間的に楽だし、料金もお手頃である。今シーズンも、渡辺さんの誘いに乗り、何回か通うことになるだろうと思う。だって、地球は僕らの遊び場だもの。
<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>
喜多内義美渡船
出船場所:徳島県鳴門市里浦町