例年9月20日に解禁される奥日光・中禅寺湖でのワカサギ釣り。行楽シーズンの秋は、紅葉を眺めながらの「癒し系釣行」なんていかがでしょうか。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)
タックルと仕掛け
竿は2本までなので、電動、手巻き等、使い慣れたものを持ち込むのがベター。ちなみにエサや仕掛けの販売はありますが、道具のレンタルはないので必ず準備が必要です。
「中禅寺スペシャル」仕掛け
オススメ仕掛けは遊漁券売り場で売られている袖針仕様の「中禅寺スペシャル」。ただ、8本バリで全長1.1mとやや長めなので、慣れない方であればドーム船用の全長60cm位のものを持ち込むと良いかもしれません。
基本向こうアワセで少し追い食いをさせて狙います。しかし、群が回ってきたら2本の竿を交互に捌き、自動的に追い食いを待つハメになるので、掛かったら外れにくいとされる「袖針タイプ」のものが良いです。
狐針もあると安心
しかし、陽が昇って食いが落ちてきた際は、針掛かりが比較的良いとされる狐針仕様にて、アワセを入れて1匹ずつ釣る方法が有利になる場合もあるので、こちらも準備しておくと良いかもしれません。
エサはサシか赤虫
エサは同じく日釣券売り場でサシが売られています。基本、エサはサシで十分なのですが、念には念を入れたい場合は赤虫等を持ち込むと良いかもしれません。筆者は赤虫を念のため持ち込むようにしていまが、中禅寺湖にて今まで重宝した事は一度もありません。
リール
リールは水深カウンターがついているとベターです。かなり年代物ですが、電源いらずのカウンター付きワカサギ用リールが私のお気に入り。
小道具類
ザル、バケツ、ジップロック、専用針外し等。色々と小道具があると便利です。
ポイント選びについて
ワカサギ釣りのポイントは、ボート屋さんに聞いてみるのが最善。「昨日はあそこで釣れたよ」「あまり深い所まで行かない方が良いよ」等、色々教えてくれると思います。
釣れる所には必ずボートがかたまるので、その近くへ行ってみるのもアリです。更に釣果を追及するには、魚探を持って行くとベター。昨日まで釣れた場所がダメな場合などに重宝する場面もあるでしょう。
曳舟はやっていないので、ポイントまでは頑張って漕いでください。自信がなければボートは2人乗りなので、漕げる同伴者を誘うと良いでしょう。
朝イチが期待大
協定にて朝8時~夕方16時までが中禅寺湖にてワカサギ釣りができる時間帯。やはり期待が持てる時間帯は、朝イチの1時間くらい。朝一以外に夕方にもチャンスタイムがあるようですが、私はいつもお昼頃に上がってしまうので、ボート屋さんから伺った話の紹介という事で。
結論からいいますと、中禅寺湖でワカサギ釣りをする場合、遅い到着は絶対に避けたい所。私の場合、朝イチの1時間でその日の全釣果の半分以上を釣ってしまった、ということが大半です。
朝イチの反応。底から2m位までビッシリ!
1時間経過しての反応。群がまわってきても底から50cm前後、といったところでしょうか。
2020シーズンの予想
2019年、2018年ともに解禁当初は水温高く、群が固まらない状況だったようです。しかし、シーズン後半にかけて水温が下がり釣果が上向き、終盤にはトップ400~500匹といった日が続くパターンでした。
今年についてはもちろん解禁してみないとわからないのですが、昨年と同様に猛暑続きの夏であった事から、似たような状況が続く可能性が高いと考えています。