8月15、16日に家族3人で和歌山・有田川にキャンプへ出かけた。安価に利用できるオートキャンプ場の目の前で川遊びができる。海でチョイ投げ、夕方に川遊びとキャンプで自然を満喫した。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
夕方まで川遊び
キャンプ場までは20分ほどで到着。ゲートで受け付けを済ませて指定された区画へ車を止めて、横の芝生にテントやら机、イスなどのキャンプ道具を放り出したら川へ直行だ。
波止で暑くなった身体を冷やすのと、テナガエビ取りが目的だ。昨年はポイントはキャンプ場の目の前で、左岸側(キャンプ場側)は浅くてごく緩い流れ、対岸は少し深くて(腰くらい)ゆったりと流れる。流れるといっても、流されるような流れではなく上流へ向かってどんどん泳げるくらい。
テナガエビの取り方
適度にテナガエビの潜んでいそうな石も転がっている。テナガエビは日中は石などの隙間に隠れているので、そっと石をひっくり返すとその下でジッとしているのをエビ網で押さえて取る。夕方になると、活発に動き回るので、川底を見ながらシュノーケリングをしているといくらでも見つかる。
ハマる?シュノーケリング
テナガエビは近年、都市圏での「釣り」が人気だが、きれいな川で水に浸かれるとなれば、シュノーケリングでのテナガエビすくいも面白い。子供はもちろん、大人もハマる面白さがある上、水面下を直接のぞくことで、エビ以外にもいろいろな生き物が観察できる。
我が家では家族3人ともがエビ網を片手に、シュノーケリングでエビをすくうが、日中にやり過ぎると背中側ばかりが日焼けしてしまうのでご注意(笑)。
ソッと優しく捕まえる
取り方のコツはとにかく、ソッと石をめくったり、網で押さえるのもゆっくりとするのが良い。慌てて網で押さえにかかるとそこはエビらしくピンピンと跳ねて一瞬で視界から消えてしまう。石をめくるのも強引に力まかせにするとエビがビックリしてこれも逃げてしまう。ゆっくりと作業をするとエビはほとんど動かないので非常に取りやすい。
見られる魚も多彩
日が傾くまでの1時間ほどをエビすくいや魚鑑賞に当てる。魚はアユ、コイ、フナ、ギギ、カワムツ、オイカワ、ヨシノボリ、カワアナゴ、ドジョウ、ナマズに珍しいムギツクも発見。こちらも魚は多彩で海に負けないくらい見ていて楽しい。息子はスッポンも見たといっていた。
身体が十分に冷えて?さっぱりとしたところでキャンプ区画に戻り、ようやくバーベキューの準備に取りかかる。炭に火をつける間にテントを張り、イスや机を組み立てて完成だ。川である程度、身体を冷やしているので作業をしてもまったく汗だくにならないのが嬉しい。