8月15、16日に家族3人で和歌山・有田川にキャンプへ出かけた。安価に利用できるオートキャンプ場の目の前で川遊びができる。海でチョイ投げ、夕方に川遊びとキャンプで自然を満喫した。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
釣ったキスも焼いちゃう
昼間に釣った4尾のキスもうろこを取って内臓を抜きバーベキューで焼くことにした。この施設では場内に2カ所、台所などが設置されていて調理なども手軽にできるので便利。
炭の火が落ち着いたところで、いよいよ肉(とキス)を焼く。魚は炭火で焼くと「この魚って、こんなに美味かったのか」と感心させられるほど風味や食感がかわる。今回釣ったキスもほどよく焦げ目が付いたくらいで塩のみを振りかけて食べたがフワフワで味わい深かった。こんなに美味しいならもっと頑張って釣っておけば良かった。
日が暮れると涼しい
日中、車の車外温度計は37度を表示していて、「大阪にいても、和歌山に来ても日中の猛暑、酷暑は同じだなあ……」と話していたが、違うのは日が暮れてからだ。それまで河口方向から吹いていたちょっと生ぬるい風から、日が暮れると川上方向から吹き始めた。この川を渡ってくる風がとにかく涼しくて気持ち良い。
バーベキューの火を前にしてもまったく暑くないし、汗もかかない。快適以外の何物でもない自然の中でバーベキューを堪能して涼しいテントの中で就寝。
ちなみに、この日はペルセウス座流星群の流れ星ピークから3日目の夜だったが、残念ながらほとんど流れ星を見ることはできなかった。
おまけは日高川
翌朝は早朝、暑くなる前にテントをたたんで車に全て積み込み撤収。帰るのではなく、有田川から南下して日高川で川遊びをすることに、前夜決まったのだ。有田川のある湯浅から日高川までは山中の下道を通って30~40分ほどで行ける。
日高川でもテナガエビ取りに夢中になり、昼まで遊んで200尾以上のテナガエビをすくって、それは夜に帰宅してからのお酒の肴に!疲れたが非常に楽しい、お盆終盤のお出かけだった。
楽しめる期間
キャンプ自体はこれから秋に向けて快適さが増してくるので本番といえる。川遊びに関しては前述のように川の水が徐々に冷たくなってくるため、「冷たくて入る気がしない」と思えば終了。近年、日中の残暑はまだまだ続くので、日光浴をしながら時々川に浸かる程度なら9月も十分に遊べる。
テナガエビに関しては、卵を持った雌エビが残り、雄エビはどんどんと死んでしまって数が減ってくる。ただ、例年はお盆頃になると、雄のエビは激減するのだが、今回見たところでは、手の長い立派な雄がまだまだ元気にたくさんいたので、シーズンがズレ込んでいると予想できる。そのため、もう少し先までは楽しめそうだ。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>