専門的な農業技術を有す「普及指導員」である筆者。今回紹介するのは、魚料理との相性抜群な「青ジソ(大葉)」。爽やかな刺し身のツマにも利用されるなじみの深い「和のハーブ」について紹介しましょう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)
「紫蘇」の意味
シソを漢字で書くと、紫蘇ですね。蘇り(よみがえり)と言う漢字が当てられています。昔の中国では、薬草として食中毒者に紫色の赤紫蘇の葉を使うと、回復したことから、その漢字が当てられたそうですが、今でも漢方では、解熱、鎮痛、健胃薬として活用されているそうです。
そう、だからシソの葉は、しおれかけても自らを元気ビンビンにする方法があります。野菜室に入れていた大葉の元気がなくなってしまった場合でも、葉全体を水もしくは、氷水に10分ほどひたすと、葉先まで元気になります。
みずみずしくピンとなった状態で、刺し身のツマとして添えると、自分が釣って料理した魚が、見た目にもおいしく引き立ちますね。
和のハーブ
爽やかな香りと、食欲をそそる味わい、見た目の鮮やかさで、釣った魚料理を引き立ててくれる「青ジソ(大葉)」。皆さんも和のハーブ「大葉」を上手に生かして、釣った魚を立派に食卓を飾りませんか。
<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>