6月27日、日本海エリアにおける夏のルアーフィッシングの代表的なターゲット、キジハタを狙って福井県の敦賀エリアに釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・松尾尚恭)
敦賀エリアで夏ロックゲーム
6月27日、夏のルアーフィッシングの代表的なターゲット「キジハタ」を狙って福井県の敦賀エリアにロックゲーム釣行へ。6~9月ごろがハイシーズンで、引きが強く食べておいしいためファンの多い魚だ。昼夜問わず釣れる魚だが、一番釣りやすいのは朝マヅメ。まだ薄暗い午前4時ごろから釣りを開始した。
プラグでキジハタ手中
まずは岸寄りの浅場をシャッドプラグでサーチすると、小型ながら今年の初キジハタがヒット。キジハタに限らずロックフィッシュといえば、ワームを使った釣りが一般的だが、クランクベイトやシャッド、ミノーなどを使ったプラッギングが近年にわかに盛り上がりを見せている。
瀬戸内エリアではクランクベイトが、大型キジハタを釣る切り札としてメジャーな釣り方となっているようだ。これはワームでも釣れる魚を無理にプラグで狙うわけではなく、プラグならではの攻め方や面白さがあり、今後の発展が楽しみな釣り方だ。
沖で本命連続ヒット
その後プラグで狙える浅場では反応がなかったため、沖の深場を狙ってテキサスリグに替えて遠投して探る。するとまずカサゴが顔を出し、続いてキジハタもヒット。これはかわいいサイズだったが、その後すぐにサイズアップの26cmをキャッチ。
ヒットするのは岸から50m以上先で、手前の近場では何も反応がない。前回、前々回の釣りでも近距離でのバイトはなかったため、岸寄りよりも沖を重点的に狙った方が良さそうな感じだ。だが、エサの小魚に着いて回遊するキジハタはその限りではない。
今度は目の前に豆アジの大群が入ってきたため、ワームをスイミングさせ群れの近くを通すと、一撃で狙い通りにヒット。岸近く、ほんの5m先でのヒットだった。このように普段好む水深や地形を離れてベイトに着いて回る魚は食い気が高く釣りやすいため、小魚の群れは絶対見逃せない要素だ。