「初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由

「初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由

新型コロナウイルスの影響で、釣りを含むアウトドアを始める人が多いという。「初めての釣り」は陸っぱりのイメージが強いかもしれないが、今回は『船釣り(沖釣り)』を強くオススメしたい。

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初めての釣りに船釣り?

「人生初めての釣り」というと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。堤防などからのサビキ釣りやちょい投げ釣り、管理釣り場でのニジマス釣り、はたまた、身近な小規模河川での淡水小物釣りなどが、多数派ではないでしょうか。いずれも共通点は「陸での釣り(陸っぱり)」であること。オススメの理由としては、気軽・手軽・簡単などが挙げられるでしょう。もちろんその通りです。

しかし、筆者は「船釣り(沖釣り)」こそ、釣り初体験に最もオススメだと思っています。その理由を説明していきます。

1.アタリが多い

「釣りって面白い!」そう思う瞬間第1位は、なんといっても魚がヒットした瞬間。初心者であればあるほどこの傾向は強いはず。魚種を問わずアタリが多く、釣果をあげやすい釣り、それが船釣りなんです。「魚をキャッチするまでの過程を楽しむのが釣り」、そんな強者もいることは事実ですが、初心者でそこまで達観している人はそうそういないでしょう。

船釣りは、その海域を熟知した船長が、その日その時間に魚がたくさんいるであろう場所に連れて行ってくれます。そのため、たくさんの魚のアタリや引きを楽しむことができます。魚種を問わなければ、仕掛けを落とせば何かしらの魚がヒットしてくるなんて状況もよくあることです。

そんな時はきっと、「楽しかった!」という感想を持ってくれるはずです。

「初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由船釣りではこんな大物も!(提供:TSURINEWS編集部)

2.教えてくれる人が必ずいる

このご時世、初めての釣りに出かける前に、多くの人はWEBサイトで釣り方を調べるでしょう。一方で多くの人はこうも思うはず。「自分がやろとしている釣りの情報がどれなのか分からない」と。

同じ対象魚を狙うにしても、釣り方はたくさん。さらに、地域や時期によっても変化したり…。自分が来週初めてやろうとしている釣りがどの釣りなのか、情報を選り分けるのは初心者には難しいでしょう。

でも、船釣りならば必ず船長がおり、分からないことを聞けば教えてくれます。教えてくれる内容は、その日その場所でその魚を狙うのに最適な釣り方です。船長以外に、釣り人のサポートを専門にしてくれる「仲乗り(上乗り)」と呼ばれるスタッフが乗船している船もあります。釣り場での厚いフォローが受けられるのが船釣りなのです。

3.プロが安全を守ってくれる

こちらも船長がいるからこそ担保される部分です。釣りは自然相手のレジャー。そして、自然(海)は時に人の想像をはるかに超える脅威にもなりえます。海や天候がどの程度荒れたら釣行を中止すべきか、これは素人には判断が難しいところです。

でも、船釣りにおいては、釣行可否判断をプロ(船長)がしてくれます。釣行中の天候急変についても同様です。とはいえ、風が吹いてきたからすぐに中止、というわけではありません。風裏や荒れにくいポイントを知っているため、海況により船を移動させ、できるだけ釣行を続けようとしてくれます。安全が担保された釣行を、最大限提供してくれるのも船釣りの特徴なのです。

「初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由頼もしい仲乗り(提供:TSURINEWS編集部)

4.予約することができる

今や様々なレジャーが事前予約をすることができます。でも、管理釣り場を除く陸っぱりの釣りにおいては、釣り座の予約は出来ません。東京湾エリアなどは、陸の釣り場がどんどん減少しており、休日には釣り座は争奪戦となります。前日の夕方から場所取りが必要な人気エリアもあります。

一方、だいたいの船宿において事前予約が可能です。出船時間の1時間前を目安に到着すればOK。来てはみたものの釣り座がないという状況を回避することができるのも、エリアによっては大きなメリットでしょう。

5.ターゲットを選ぶことができる

海釣りは何が釣れるかわからないという楽しみも当然ありますが、メインとなるターゲットを決めることができるのも船釣りの魅力です。メインターゲットにあわせて仕掛けを準備できるだけでなく、釣果料理を想像するのも楽しいですね。

「初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由美味しい高級魚が釣れることも(提供:TSURINEWS編集部)

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