少しずつ夏の海になっていく相模湾。釣って楽しく、食べて美味しいアジを釣るべく、6月20日に大磯港から出船する与宗丸のビシアジ船に乗った。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・永井航）
最終釣果
終盤になりサバの猛攻が落ち着くと、チラホラと尺越えの大アジが顔を出したが、ここで沖上がりの時間となってしまった。アジが遠く苦戦した人もいたが、サバも含めた釣果数では全員が多くの引きを堪能できた。
私はアジが11匹と最大44cmを頭にサバ多数の釣果を得た。アジをもう少し釣りたいところではあったが、家族で食べるには多すぎるくらいの数だろう。
44cmの良型サバ（提供：WEBライター・永井航）私の釣行日の翌日も与宗丸はサバの猛攻を受けた茅ヶ崎沖で釣りをしたそうだが、サバの猛攻にあうことはなかったそうだ。しかし夏に入ると更にサバの猛攻が激しくなる可能性もあるため、仕掛けやつけエサ、まきエサのまき方などサバ対策の準備をしておいて損はないだろう。
サメ対策も万端に
また、夏に向けて高水温になるとサメが活発になる。今年はまだサメが少ないが、そろそろサメが出てもおかしくない。サメの対策としては魚がヒットしても追い食いを待たずに巻き上げる事。口切れしやすいアジを深場から巻き上げるだけでもスリリングだが、サメに折角の魚を取られないように速巻きをする勇気も欲しい。
そして、サメが出ているときは、サメを寄せる原因になりかねない血抜きした水を流すのは控え、船の移動中に捨てるようにして欲しい。魚が釣れない時こそ根気よくエサをまくなど、釣れない時の立ち回り方がクーラー満タンへの鍵になるだろう。
今回乗船した大磯港の与宗丸さんは、1年を通して狙うビシアジを基本に、ビギナーでも楽しめるシロギスから大物狙いのマグロ・カツオまで季節に応じた釣り物で出船している。また、大磯港は最寄り駅から徒歩圏内のため、電車釣行で船釣りを楽しみたい人にもオススメだ。
ビシアジは一年中楽しめる（提供：WEBライター・永井航）＜永井航／TSURINEWS・WEBライター＞
