6月15日、雨後の兵庫・揖保川へ釣行。狙いは初夏を迎えて良型の活性が上がっているであろうアマゴ。定位する位置を推移して、バラシもあったが何とか25cmアップを手中にできた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森雨魚)
バイオブドウ虫で良型アマゴ
次なるポイントとした50mほど下流の堰堤で心機一転、ハリを結び直してミミズの2匹掛けで良型狙いのアピール作戦をしてみる。
ドラグを掛けてナチュラルに流すと、チビアマゴのアタリがゴン、ゴンと手元に伝わる。じれったくなってしまう。エサ切りをしてエサをバイオブドウ虫にチェンジし、白泡の際から仕掛けを流し込んで流芯を流してみる。すると目印が川底のカケアガリの手前でピタリと止まった。
「しめた。きた」。一気に白泡に引き込まれる引きは正しくナイス・サイズだ。ゆっくりとロッドテンションを保ってしっかりとハリ乗せし、流れに乗せて取り込んだのは25.2cmの幅広のオスアマゴ。
釣行振り返り
このサイズに会いたかった。ようやく会えた2年魚ものの25cmアップに感激もひとしおだ。至福の瞬間を味わい、油ビレをちょっとカットして「またな」と、リリースすると元気よく対岸方向へと泳いでいった。
当日は、水量がやや高めのフィールドだったが、釣りポイントのターゲットが絞れ、思った所にアマゴが定位していた。しかし、ミミズとバイオブドウ虫を交互に使用したエサを見せて、食わせるまでのプロセスには、課題が残った半日だった。
ちなみに揖保川には、音水、赤西、公文などの渓谷や支流河川が数多く存在する。今後が楽しみなフィールドだ。
<森雨魚/TSURINEWS・WEBライター>
揖保川支流福知渓谷