伊勢湾奥で狙える一番の大物といえば、やはりアカエイだ。今回は、そのアカエイが釣れた時の注意と、おいしいエイと言われるアカエイ調理例を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)
アカエイの料理例
さすがに家族だけでは食べ切れないので普段はリリースしている私だが、仲間からお裾分けをいただいたので、その調理例を紹介したい。
調理例1:みそ煮
まずは定番のみそ煮だ。鍋に水、酒、みりん、砂糖を入れ、煮立ったら適当なサイズに切ったエイを入れ、数分煮たらスライスしたしょうがとみそを加えてとろみが出るまで煮込むだけ。軟骨までやわらかくなり、丸ごと食べられる。
調理例2:唐揚げ
次のメニューは、定番の唐揚げ。スライスするように身と軟骨を分けたら、一口サイズにカットし、しょうゆ、酒、みりん、ニンニク、しょうがなどで下味を付け、唐揚げ粉をまぶしてカラッと揚げれば出来上がりだ。
調理例3:その他
今回作ったのはこの2品だが、他にもさまざまなメニューが楽しめる。細かく切った身をしょうゆで煮込み、煮汁ごと冷やした煮こごりは絶品。新鮮なものなら刺し身でも食べられ、肝や白子もおいしいとのことだ。
さすがにあの巨体を完食するのは大変だが、仲間とシェアできる状況であれば挑戦してみるのもいいだろう。釣り人でなければ味わうことのできない、アンモニア臭とは無縁の新鮮なアカエイ。ぜひ一度、お試しあれ。
<週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志/TSURINEWS編>