【関西2020】釣り入門に最適『テナガエビ釣り』のススメ

【関西2020】釣り入門に最適『テナガエビ釣り』のススメ

関東でテナガエビ釣りと出会って十数年。関西でも4、5年前に始めたこの釣りは、夏の風物詩ともなっている。今回は季節限定とも言える関西でのテナガエビ釣りを紹介。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・辻原伸弥)

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淡水の釣り 小魚釣り

時合いの有無

魚釣りには、必ず時合いと呼ばれる魚が高活性になるタイミングが存在する。特に、ソルトウォーターフィッシングにその傾向が明確になるのだが、河川をポイントとするテナガエビ釣りにも時合いの有無が存在する。

流れの変化や太陽光の照射角度など、小さな変化でエビの食い気が大きく変化する。河口に近いポイントなら、干満の影響も大きく関係するので、潮見表なども考慮して考える必要がある。

早朝には全く姿を見せなかったテナガエビが、日差しが厳しくなった午前10時ぐらいから突然活発になり始めた経験も珍しくはない。まだまだ、この辺りの時合いの関係は解明できていないが、エビからのアタリばかりに夢中にならずに、微妙な周囲の変化にも注意しておきたい。

テナガエビ釣りをはじめてみよう

期間限定だがテナガエビを狙い始め、いろいろな人とテナガエビ釣りの情報交換をする機会が増えている。そんな会話の中で驚いたのが、淀川などの大きな河川だけでなく、神戸市内の至る所にある小規模河川でも古くからテナガエビの存在が確認されている。

各河川がきれいになった事で、テナガエビの生活圏が増えているのか、災害を想定した河川工事の影響で安定した流れが確保されたのか、テナガエビの存在は決して珍しい事ではない事を学んだ。

まるで、幼少期にタイムスリップしたように無心に、夢中になれるテナガエビ釣りができる環境を大切にしていきたいものだ。

<辻原伸弥/TSURINEWS・WEBライター>