せっかく釣った新鮮な魚、できるだけおいしく食べたいというのは多くの釣り人に通じる思いではないでしょうか?そのためには、魚の下処理が重要になってきます。今回は釣った魚をおいしく食べるためのしめ方と、魚の下処理に使用する道具を100均アイテムで自作する方法を紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・妹尾隆)
血合い取り&ササラ
家で魚を処理する際に便利なグッズの作り方を紹介します。
血合い・腎臓を除去するのに、今までは竹串やティスプーン、市販の竹製ササラを使っていましたが、これがなかなか手間だったり、きれいにならなかったりしました。そこで色々と参考にしながら、100均でトングとホウキを買ってきて改造してみました。これがなかなかいい感じだったので、その製作法を紹介したいと思います。
「トング改造・血合い取り」
まず大まかな血合いを除去する血合い取りから。
材量
トング
丸い木の棒
バトミントンのグリップテープ
輪ゴム
道具
ペンチ
ヤスリまたはグラインダー
のこぎり
手順
1.トングの挟む部分を切り取ってバリも取ります
2.中に丸い木の棒を適度な長さに切って挟み、輪ゴムで固定します
3.頭の部分をヤスリ・グラインダーなどで削り、形を作る
4.持ち手部分にバトミントンのグリップテープを巻く(ビニールテープでも可)
「ホウキ改造・ササラ」
続いて100均のホウキを使ったササラ。
材料
ホウキ
ステンレスワイヤ-
ビニールテープ
道具
ペンチ
カッター
手順
1.ホウキのブラシを止めている針金を外します
2.ブラシ部分を取り出し好みの量に分けます(私は4等分しました)
3.ステンレスのワイヤーで2~3か所、キツメに縛ります
4.魚の腹部形状に合わせて先を尖らせ筆状にカットします
5.止めたワイヤーの切り口が危ないので、ビニールテープなどを巻く
ぜひチャレンジしてみてください。
<妹尾隆/TSURINEWS・WEBライター>