活きたエサを使った釣りには様々な種類位があるが、今回は、エビ撒き釣りなどで使用するシラサエビ用のクーラー自作方法を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・チヌスタッフ・多氣真司)
自作のエビエサクーラーを活用
シラサエビは元気な状態で現地まで持っていきたいもの。私の場合は20Lのクーラーをベースに、ブクのスペースを作るためにアルミの板を切って仕切りを入れている。外にブクをセットすると、外の空気を中に入れることになり、水温が上がってしまうからだ。エアーが出る部分(ストーン)は、上からエビネットを置いてもいいように、塩化ビニールパイプのふた(4~5cm)を4個接着して隙間を作っている。
作り方は、エビネットは百円均一に置いてある園芸用のネットを使用。それをクーラーの大きさに合わせてカットし、ネットの穴に結束バンドを通して組み立てる。私の場合、エビが逃げないようにふたを付け、また大きさによって分けるために2部屋にしている。ふたは取り出し時は不便だが、他の場所からそのままクーラーに入れることを優先している。
ブクはダブルで使用。充電できる単三電池のタイプもセット。念のため予備電池は単一も単三も持参する。現地で使用する場合、単三タイプのブクを使って水くみバケツに小出しにして使う。水は海水ではなく、クーラーからの水を少しずつ入れている。
作り方
エビエサクーラーを作ってみよう。
1.園芸用のネットをクーラーの大きさにカットして結束バンドで固定する。
2.クーラーの底に塩化ビニールパイプのふたを接着し、ストーンを置くスペースを確保する。
3.フタを付けたエビネット挿入。
4.小出し用には水くみバケツを使用。こちらにもブクをセットしてクーラーの水を少しずつ入れて使用する。
<週刊つりニュース中部版 APC・チヌスタッフ・多氣真司/TSURINEWS編>