4月6日と8日、熊本県天草市の鬼池に、春アオリイカ狙いのエギングにでかけた。初日はメスばかりだったが、2日目の釣行でキロアップをキャッチできた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・日髙隆行)
潮止まり直前で300gメス
早速、潮が動いてるのを確認「おぉ~めっちゃいい感じに流れてる!」。釣れそうと思い、探りを入れるが反応なし。「やっぱりまだスナメリの影響出てんのかな~?」。年の暮れから3月まで数頭のスナメリを確認している。地元の人も「無理」と近寄らない。
あきらめていたところ、潮下の方でアタリ!「いるやん!それも流れが枯れ始めた時かい!」。アワセを入れ、取り込んだのは300gほどのメスで、リリース。「オスが着いてきてないってことは、オスはさしてきてなくて一段深い所か?」。考えながらやっているうちに完全に潮が止まった。
志岐漁港で500gメスのアオリ
「久々にラン&ガンしようかな。次いつ動くか分からんしな」。鬼池自体、潮は比較的動く所だが、移動を決意。着いたのは苓北町の志岐漁港。ここも下げ潮時には沖に払い出す潮が流れ、アオリが釣れる。先行者3人。離れた所でやるが、ここも下げ潮が動いてない。
30分ぐらいたったころに、わずかながら流れが出てきてダウンクロスに投げ、流れの中を誘うと「プンッ」。人差し指に掛けていたラインに生命反応が!アワセを入れると、アオリ特有のジェット噴射がない。「この流れだとコウイカかな?」。だが、近くまで寄せたところで、やっとジェット噴射(笑)。ゴボウ抜きしたのは、500gほどの、またメスのアオリ……。「オスはどこだ~(泣)」。
通詞島でも600gゲット
1時間ほど志岐で粘るも後が続かず、最後に通詞島に移動。潮が引き過ぎて、手前は1mもない。遠投しても2mちょい。「ん~浅場付近ウロウロしてるのは食い気あるんだよな~」。すると、すぐに600gほどの、またメスのアオリが!
「食い気はある。カンナの刺さり箇所も悪くない。サイズも徐々に上がってきてる」。まだやりたい気持ちを抑えつつ帰路に。