3月14日、釣友の水谷さん、柴山さん、山内さん、私の4人で三重県・南伊勢町神前浦の吉津港に釣行した。狙いはアジ。サビキにアジングで挑戦した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・渡邉敦)
吉津港でアジを狙う
数週間前、磯釣りの帰りに吉津港でアジが爆釣しているのを目撃した。地元の人に情報を聞くと「いつもはカマスが釣れるんだけどな。今年は暖冬の影響かアジが冬の間ずっと釣れているよ」と教えてくれた。
そのときは磯釣りの道具しかなく、「アジングの道具を持ってこれば良かったなぁ」と渋々帰宅。「吉津港でアジが釣れているから行きませんか?」と皆さんを誘い、4人で行くことになった。柴山さんは午前中に予定があるし、山内さんは翌日に予定があるため、夕方から午後9時にかけて釣行した。
午後4時ごろ吉津港に到着。まずは「まだアジ釣れてるかなぁ」としばらく釣り人を見学していると、ファミリーで来ている人がポツポツだがサビキで釣っていた。タックル図(サビキ)(作図:週刊つりニュース中部版 APC・渡邉敦)
「釣れてるね~。このポイントで釣りしよう」と早速支度をする。私と山内さんはアジング、水谷さんはサビキ、柴山さんはアジに寄ってきているだろうアオリイカをエギングで。それぞれ思い思いの釣り方だ。
サビキ釣りにアジ好反応
開始早々サビキの水谷さんにアジが釣れた。え、もう釣れたの!やっぱりエサの方が反応がいいようで、アジングの私には反応がない。隣のファミリーもサビキでコンスタントに釣っているし、水谷さんもポツポツだが釣れている。
すると水谷さんが「一度サビキやってみたら?」と提案。柴山さんが水谷さんからサオを借りて釣ると、あっという間にアジゲット!やっぱりサビキか~。
私はどうしてもルアーで釣りたいのでジグサビキで釣ってみるかなぁ。隣のサビキのおこぼれが釣れるかと思ったがアタらない。なんで?周りでエサをバンバンまいているのになんで?水谷さんが「エサ使わないと釣れんよ」と禁断の誘惑をしてくる。山内さんもサビキの誘惑に負け、いとも簡単にアジを釣り上げた。
午後5時すぎ、時合いに入ったのか周りの釣り人も入れ食いで、クーラーいっぱいになるペースで釣っている。こうなると私も我慢できず、ジグサビキからカゴサビキに変更。マキエをカゴに詰め、底まで落として1シャクリ。アタリを待つとコンコンと反応が。おーきた!しかも2匹!やっぱりエサだね!
隣のファミリーは爆釣でクーラーいっぱい。その後もサビキは好調に釣れて、もう大満足。
日暮れからアジングでキャッチ
薄暗くなると、アジングをしていたおっちゃんがアジを釣り上げた。アジング釣れるやん!しかもサビキで釣れるアジよりひと回りデカい。
それを見て山内さんがアジングに変更。すぐにアジを釣り上げた。「じゃ私も」と、サビキからアジングに変更する。キャストして10カウント沈め、ゆっくりとリールを巻く。すると「コン!」とアタリ。強くアワせると口切れしてバレるので、ここは巻きアワセ。見事アジングでもアジをゲットした。その後も私はアジングで追加した。
日が落ちてくるとファミリーの皆さんは帰り支度。これからアジが爆釣になると思ったが、ピタッとアタリがなくなった。サビキにもアタリはなく、皆で「なんで?」と首をかしげる。暗くなり、アジの行動範囲が広くなってどこかに動いたかな。堤防の外側では、アジングのおっちゃんがポツポツだが釣っている。そっちにアジが動いたな~。私にも釣れるがポツポツだ。