イカナゴを捕食し、体力を回復した良型メバルが高活性なシーズン。3月16日の夜、淡路島岩屋海岸で夜のウェーディングメバリングゲームに出かけ、尺に迫るメバルを筆頭に、クリア系のワームで強烈なメバルの引きを楽しんだ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・辻原伸弥)
28.5cm大型メバル浮上
何度も、シモリ付近に逃げ込もうとするメバルを無理せずかわし、徐々に魚との距離を詰めていく。岸近くになっても、メバルの引きのパワフルさは収まらない。波の波長に合わせて浜にメバルを引き上げた。
ライトを照らし様子を見に来た友人が「デカい!尺あるん違う?」と興奮気味に叫んだ。肉厚で、目の後方から段差ができるほど筋肉が張り出し、各ヒレは大きく産卵前のメバルとは明らかに体型が違う。
この体型だからこそ、これからのメバルは良く暴れて楽しいのだ。28.5cmの良型登場に寒さも吹き飛ぶ。
やはり、イカナゴを捕食しているのか、クリア系カラーでのアタリの違いは明確だった。
チヌと間違う引きの主は?
「今度はデカい。チヌかな?」ジグヘッドをさらに重くした大西さん。ロッドを大きく曲げて謎の魚とファィトを展開していた。少し寄せては、ドラグ音を暗闇に響かせて魚の激しい抵抗に対応する。
このエリアでは、50cmほどのヒラスズキの幼魚も良く釣れる。また、スズキの50~70cmがヒットする事も珍しくない。果たして今回は何が掛かっているのだろうか?
そんな期待を裏切るように現れたのはボラ。しかも、ナイスサイズ(笑)。「ボラかぁ~」と悔しがる大西さん。釣りは、魚を釣り上げるまで分からないものだ。
今回は、潮流が激しくなかなか苦労した朝までメバリングとなったが、いろいろな内容を学ぶ事も多かった1日になった。「次回はいつ?」これから、サーフでのメバリングも楽しいシーズンを迎える。
<辻原伸弥/TSURINEWS・WEBライター>
岩屋
所在地:兵庫県淡路市岩屋