ようやく渓流釣りが解禁したので半年ぶりに、ルアー釣行に神崎川へ出かけた。放流エリアを中心にアマゴ6尾の釣果を手にした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・大西實)
神崎川で渓流ルアー釣行
2月24日は岐阜県山形市の長良川支流武芸川上流、美山漁協管内の神崎川へ。この日は最上流部から釣り下ることにした。午前9時30分、遅めの釣り開始。取りあえずロッド5.6ft、ルアーはヤマメカラー45mmをチョイス。この時期は流れの弱いトロ瀬に居着くことが多いので、大岩裏のよどみへ緊張の第1投。しかし反応なし。
その後も流れ込み、アシの根元、チャラ瀬などいろいろ投げてみるが、どこも反応がないので移動。100mほど下った成魚放流場所へ。しかしここも2週間前の放流場所なので、相当たたかれているのか反応がない。
さらに100mほど下流へ移動。ここも放流場所だが反応がなく、思い切って昨年いい思いをした場所まで大きく移動した。しかし悲しくも、大水のせいで川の流れが変わり、ポイントが消えていた。
成魚放流の23cmアマゴゲット
仕方なく23日に成魚放流が実施された場所まで戻り、サオを出すことにした。しかしこの日は祭日のためか、多くの釣り人がいたので、しばらく様子を見ながら待っていると、1人帰り2人帰り1時間ほどで釣り場が空いた。早々にタックルを用意して、まずはアシの根元から探る。
ダウンクロスでアクションを加えながら巻いてくると、岩陰からルアーの後に黒い影を発見。キラッ、グーンッと気持ちいい引きがロッドに伝わる。やり取りを楽しみながらネットイン。令和2年初のアマゴをゲットできた。放流物だけど意外に引いて楽しい。
2投目は反応なく3投目、流芯へキャストしアクションを加えながら流すと、いきなりゴンッとひったくられる感覚。下流へ持っていかれるのをこらえたが、残念ながらフックアウトで逃げられてしまった。気を取り直して同じ所を流すが、さすがに反応はない。
そこで5m下流のよどみへダウンクロスで投げ込み、アクション加えた瞬間にゴンッ、ギューン。超気持ちよくやり取りしてネットに収まったのは、23cmの体高のある放流物だった。その後、2匹追加して下流の放流場所をのぞくが、釣り人が多くいたので、支流の天然物を狙いに行くことに。
小ぶりアマゴ追釣で今後に期待
葛原地区へのぞきに行くと、工事中で釣り場が崩壊している。さらに上流部へ。渇水気味で数カ所探ってみたが、やはりまだ早いのかチェイスなし。一番奥の放流場所で、小ぶりのアマゴを2匹追加して納竿とした。
美山漁協はこれから放流も続けていくので、ますます釣り人が増える。ルアーマンは、エサ釣り師と少し距離をおいた方がいいかも。これから3月になると解禁場所も増え、活性も高くなるので楽しみだ。
<週刊つりニュース中部版 APC・大西實/TSURINEWS編>