2月26日(水)、朝から茨城霞ヶ浦にある稲敷市信太古渡のホソでマブナを狙った。寒の戻りで魚の食いはイマイチ。鳩崎の機場周辺の深場を釣って、午前中の釣果は7~11cmが3尾と貧果に終わった。そこで、午後は美浦村のホソを見てまわることに。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)
美浦村でマブナ釣り
13時30分すぎ、美浦村の馬掛第二機場に到着。機場周辺のコンクリートの壁に囲まれた水たまりのような空間でマブナの気配を感じる。水面を埋め尽くすように浮いている枯れ草が時々揺れる。ここで竿を出すことに。
タックルは2.4mのノベ竿にミチイト0.8号を竿いっぱいに結ぶ。ハリス0.6号7cmに袖バリ3号を丸カンで接続。ウキは発泡中通し玉ウキ5mmを3個ヨウジ止めし、トップのウキの頭が水面より2、3mm出るよう板オモリで調整。
エサは野釣りグルテンダントツを軟らかめに練り、小豆大に丸めてハリ先に付ける。
15cm級マブナが30分でツ抜け
水深80cmでウキ下を底に合わせ、機場と結ばれている地下排水溝の吐出しにエサを投入すると、1投目からウキがモゾモゾと動きだす。竿を軽く立ててアワせるとグリッ、グリッとした小気味いい手応え。そのまま抜き上げようとしたら、水面の枯れ草に仕掛けを引っ掛け、反動によるバラシ。すぐ次はきたが、今度は底の障害物に絡めてしまう。
そこでポイントをずらしてみるがアタリは遠い。ウキ下を60cmに詰めて再び元のポイントにエサを落とす。すると明確な消し込みアタリで、アワせると強く引き込む。小場所なので一気に抜き上げると15cmの奇麗なマブナ。
その後も同型がコンスタントに釣れ続き、30分でツ抜け。すると場荒れ気味かアタリが遠くなってしまう。
周辺では20cmのコイが連発
そこで、隣接する同じような空間を探る。水深1.2mと深く、底から探ってみる。水路の落水下にエサを落とすと2、3投でウキが動く。水中ウキを揺らした後、トップのウキを斜めに引き込むアタリ。「クチボソなどの仕業か」と思い、軽く竿を立ててアワせればガツンときて、良型と思われる強い引き。
土管の中に潜ろうとする魚を竿で止めて取り込むと、フナではなく20cmのコイだ。次も同じ魚が続く。