山梨県を流れる桂川(忍野地区)はルアーフライエリアが設定されていて、ポイントも幅広く、バリエーションに富んでいる河川だ。解禁は毎年3月15日と決まっており今年は日曜日に当たるので、解禁日は混雑が予想されるものの、ポイントが広い事もあってゆったりと釣りができる。そんな桂川の各ポイントを紹介していこう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース APC・井田泰司)
桂川のポイント紹介
解禁日は混雑するが、ルアーフライ専用区があるので、釣り場に困ることなく楽しめる。区間ごとのポイントを紹介したい。
漁協駐車場前
以前はコイの釣り堀があったポイント。遊漁券の販売所があり、放流ポイントになっている。護岸されていて足場がよく魚影は濃い。「解禁の1尾」と思う人にお勧めしたい。ニジマスとヤマメがライズしている。
茂平橋付近
忍野で育ったニジマスが多く、支流との合流点で水草があるのでいつもライズがある。コカゲロウのハッチで激しいライズがあると時を忘れて釣りをしてしまう。
S字
忍野の有名ポイントで解禁から渋々なヤマメ・ニジマスのライズが繰り返される。ここでの1尾に一日かけてしまう人がいるほど。じっくりライズを狙うかサイトでの釣りがいい。
さかな公園付近
駐車場(公園上段)があり、忍野で最も魚影が濃いポイント。橋からはいつもライズが確認できる。土手には洋食屋とそば屋があって、釣り人憩いの場になっている。
金田一橋跡付近
テクニカルなポイントでマッチザハッチやスポットの釣りが楽しめる。ブッシュで覆われて天然魚が多く、きれいな魚を求める人にお勧め。
美術館前
足場が高い、淵のような広いポイントでライズ待ちをするフライマンがいつもいる。大型のニジマスがドライにアタックしてくる。イブニングタイムの人気スポット。
観光もまじえて楽しもう
忍野はウェーダーが不用で、長い柄のネットがあれば楽しめる。放流量は多いので、年券を購入すれば、ゴールデンウィークや夏に立ち寄り釣行が可能。家族サービス合間の釣りにお勧めしたい。
観光地なので、ランチや寄り道、宿泊に困らない。ゆっくりと釣りを楽しんだ後は地元グルメや温泉を楽しんで翌日に帰路へ就くのもいいだろう。
<週刊つりニュース関東版 APC・井田泰司/TSURINEWS編>
桂川(忍野地区)