外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】

外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】

外房大原ではヒラメ好調の報でにぎわっているが、ほかにも順調な食いでファンを熱くしている魚がマハタ。周年狙えるが、今年は例年になく好調で、いい日にはトップ2桁という好釣果だ。

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船釣り エサ釣り

大吉丸でマハタ狙い

2月8日(土)、外房大原港の大吉丸から出船。そして驚がくの釣れっぷりを目の当たりにした。

5時半少し前、中田文彦船長の舵で出港。真沖の釣り場へ向かう。この日は常連が多く、到着までトモでワイワイと雑談。前日には5kgが上がったらしくやる気満々。

外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】外房のマハタタックル(作図:週刊つりニュース関東版 リポーター・坂本康年)

根掛かりに注意

6時すぎにポイントに到着。エサのイワシが配られ開始。水深約50m。しかし、潮が速くオマツリが多発。

早々に移動して、次に狙うは水深30~50mの根が荒い場所。

高低差5mもある一気に深くなるポイントがあるので、置き竿ではたちまち根掛かりしてしまうだろう。常に底ダチを取って、根掛かりに注意する必要がある。

アタリか根かを判別できなくても、迷わずに竿を上げて対応する。ヒラメとは違い、一気に食い込むことが多いので、慣れればアタリは分かるはず。

5.8kgマハタキャッチ!

水深30m前後で再開。6時50分、右舷ミヨシの石橋さんにいきなり5.8kg本命。

外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】石橋さんは5.8kgマハタをゲット(提供:週刊つりニュース関東版 リポーター・坂本康年)

100kg近くまで成長する魚とはいえ、ヒラメ釣りのゲストでよく目にするのは小型が主体。5kg超えは迫力満点。同氏は30年来の常連で、これまで釣った同魚の最大は5kgだったので、その記録を更新した。

その後も軟調の長竿で追釣。終わってみれば8尾とソイのオマケ付きで竿頭。

釣りの技術だけでなく、同船備え付けのイワシをすくう網は同氏が製作。鹿の角を使ったロッドキーパーといい、遊び心が素晴らしい。

筆者にも1.5kg本命

同時に私にも2kg超え。過去に1.5kg級しか釣ったことのない私にとっては良型だが、石橋さんの魚と比べると、まるで大人と子どもだ。

続いて左舷トモの黄木さんに3kg級。マハタ狙いは初めてで根掛かりに悩まされたが、最終的には1.5kg超え4尾にカサゴとヒラメを追加した。

外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】マハタ初挑戦の黄木さんにも本命(提供:週刊つりニュース関東版 リポーター・坂本康年)

太東沖の大根にかけては釣り場が無数にあるらしく、船長は移動を繰り返し釣り人の期待に応える。

マハタ船中連発

10時20分、黄木さんが4尾目を上げると、石橋さんが8尾目、私に4尾目、操船の合間に竿を出していた船長が4.7kg。

そして、右トモ2番の小野さんには3尾目となる4kg。さらには、11時までの間に右トモの黒田さんが3尾目、左ミヨシ2番の鈴木さんが2尾目。私は30分に3連発で7尾目と、まさに爆釣劇。

小野さんと黒田さんは朝方ハリスを切れがあったらしいが、小野さんは4kg、黒田さんが2.5kg級を上げることができ満足したようだ。2人は石橋さん同様に30年来の常連。

外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】小野さんは釣果に満足(提供:週刊つりニュース関東版 リポーター・坂本康年)

鈴木さんは15年来ヒラメ狙いで通う常連で、ハタ狙いは初めてだったが、根掛かりに悩まされたものの本命を2尾上げてまずます。

外房で高級魚マハタがアタリ年 5.8kg頭に船中30尾と絶好調【大吉丸】鈴木さんは本命2尾を上げた(提供:週刊つりニュース関東版 リポーター・坂本康年)

マハタは高めのタナを狙おう

マハタの泳がせ釣りは、根がきつい場所を狙うので根掛かりをいかに防ぐかがポイント。底上5mくらいまでエサを追うらしいので、高めのタナを狙うのも有効。

4.6kgを上げた船長は操船のため置き竿で常に高めのタナをキープ。私の4尾目は、タモ取りのため、4mほど底を切って置き竿にしている間のヒットだった。

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