6月9日(日)、シロギスの投げ釣りで神奈川・小田原の小八幡海岸へ向かう。エサの付け方を工夫するのも釣りの楽しさのひとつ。
小八幡海岸でキス狙いの投げ釣り
天気は雨時々曇り。潮回りは小潮。干潮は15時29分。途中、宮島屋釣具店で、東京スナメとジャリメ、青イソメを購入。酒匂海岸寄りの消波ブロック近くに釣り座をとる。6時ごろから開始。波は静かで釣果に期待する。
自作の4本バリ仕掛けは、オモリに近いほうから、ジャリメの尾っぽのみを小さく切ったもの、次は細い青イソメ、ジャリメをそれぞれ1尾掛け、先バリには東京スナメをハリの長さぶん、タラシなしで付けた。エサ付けの工夫も楽しい。
まずはゴンズイの一荷
第1投は、水深もあり6色。竿で50~80cmほどゆっくりサビいて動かし、しっかりと止めてアタリを待つ。少しでも引き重りを感じたところは、海底に変化がある。アタリがなければ、波口まで探ってくる。2投目は、1色半でガツガツとアタリがでる。「シロギスではないな」と、思いながら少し待ってから巻き上げると重い。釣れてきたのはゴンズイの一荷。
ハリを飲んでいなかったので、メゴチバサミとペンチを使って、毒バリに十分注意しながら外してリリース。
4色付近で本命のアタリ
気を取り直して、キャストすると反応はない。7時ごろ、4色半でブルブルブルンとシロギス特有のいいアタリ。少し待ってから巻き上げたが、残念ながら空振り。キスはエサを取るのがうまいので、明確なアタリがあっても、キャッチできないことはよくある。
隣の人も、「アタったけど魚は付いていない。」と苦笑。左側の釣り人は、「4色だよ。」といいながら、18cmの本命を釣り上げた。
山王海岸へ移動
このあともアタリは少なく、4色でカツカツときたので、少し待ってから巻き上げ。しかし、定番ゲストのダイナンウミヘビでがっかり。
釣り座をパーキングエリア下方面へ移動しながら釣っていくが、フグの反応があっただけで11時に納竿した。釣具店主によると、酒匂海岸、山王海岸ともに釣れているとのこと。そこで、昼食をとってから後者へ転戦。
浜へ向かうと、天気が悪い午後なので貸し切り状態。小学校下で2投するがアタリはないので、山王川よりに100mほど移動。
3色半で、ようやくプルンプルンといいアタリ。少し待ってからリールを巻いて、待望の15cmの本命を取り込む。東京スナメを食っていた。
しかし、フグの活性が高く、仕掛けを消耗しながら続ける。15時に1色半で、ブルブルブルンと、しびれるアタリで17cmを追加。これを機に釣り場をあとにした。
<週刊つりニュース関東版 APC・町田正己/TSURINEWS編>
小八幡海岸