ナイロン、フロロカーボン、PE。釣りで使用する主なラインは、それぞれ水に対する比重に差があります。「フロロは重く、PEは軽い」と言われるけど実際沈み方にどんな違いがあるのか、動画で検証してみました!
比重について
一般的に、
水に対してラインの比重が大きいと、ラインは水中で沈み、
水に対してラインの比重が小さいと、ラインは水中で浮かぶ
と、言われています。
つまり、
比重が大きい=水より重いライン
比重が小さい=水より軽いライン
ということになります。
釣りで使用する代表的な3種類のラインでは、フロロカーボン>ナイロン>PEの順で比重が大きい(=水に沈みやすい)と言われています。
ナイロンライン
ナイロンのように水とほぼ同じ比重をもつラインは、淡水で餌の沈下速度が自然になり、魚に違和感を与えません。
フロロカーボンライン
フロロカーボンなどの水に沈みやすいラインは、
・沈下速度が速いため、餌取りの魚を避けつつ狙ったタナへ仕掛けを素早く送ることができる
・ワームや軽めのルアーなどを、ボトムキープしてリトリーブしやすい
といった特徴があります。
PEライン
PEなど水面に浮かぶラインは、エギングのようなシャクる釣りで都合が良いです。
実際にはどのくらいの差があるの?
今回は
・ナイロン
・フロロカーボン
・PE
の3種類のラインを水槽に入れ、沈む様子を比較してみました。