3月13日、三重県・南伊勢町迫間浦の海上釣り堀・和光に釣行した。例年であれば徐々に水温が上昇し始めて、青物の活性も上向いてくる時期。春らしい穏やかな陽気を期待していたが、当日は朝から強風が吹きつけて体感的には冬を思わせる寒さ。水温も低めで、魚の活性が気になった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・桑原一幸)
朝イチは青物狙いから
朝イチは予定通り青物狙いからスタート。朝一は活性が高いことも多く、早々のヒットを期待してカツオの切り身を投入したが、なかなか反応が出ない。周囲の釣り人も同様で、青物の気配は薄い静かなスタートとなった。
マダイが顔見せ
しばらくすると、この日の最初のアタリ。カタクチイワシをエサにしていたサオに反応が出てヒット。青物を期待したが、上がってきたのはマダイだ。
しばらくして最初の放流が来た。この放流では青物をはじめ、シマアジやマダイが多く放流され、イケス内の期待感が一気に高まる。
想定外のヒラメ浮上!
しかし放流後も青物の反応は思ったほど上がらない。やや諦めかけていたころ、青物用ロッドの穂先にわずかな反応が出た。穂先が押さえ込まれるタイミングを慎重に見極め、ここぞという瞬間にアワせてヒット。しかし引きが青物らしくない。慎重にやり取りして上がってきたのはなんとヒラメ。
良型ヒラメ手中(提供:週刊つりニュース中部版・桑原一幸)青物ではなかったものの、うれしい1匹だ。しかも、このヒラメ、50cmを超える良型でその身の厚さは特筆モノだ。
イワシ切り身でマダイ連打
その後もエサをローテーションし青物を狙うが、なかなかアタリがない。ここで狙いをマダイに切り替えた。しかしマダイも簡単ではない。ダンゴエサやシラサエビなど定番エサを試すが反応がない。そこで試しにイワシの切り身を使うと状況が一変。普段はあまり使わないエサだが、この日は完全に当たりエサとなり、連続ヒットで数を伸ばしていく。
マダイゲット(提供:週刊つりニュース中部版・桑原一幸)そんななか、青物狙いのサオに再びアタリが出た。穂先が微妙に揺れ、今にも押さえ込みそうな気配。しかしなかなか食い込まない。穂先が押さえ込まれたタイミングで辛抱たまらずアワセを入れたが、まさかの空振り。低活性の状況の貴重なチャンスだけに、後悔だけが残った。
ラストはシマアジキャッチ!
しばらくして2回目の放流。マダイ中心の放流でここでもやはりイワシの切り身が強く、数匹のマダイを追加。終盤になると再び魚の反応が落ち着き、静かな時間が流れる。しかし最後まで粘り強く仕掛けを投入していると、中層付近でわずかなアタリが出た。
すかさずアワセを入れると無事にヒット。マダイとは違う鋭い引き。これは……。上がってきたのは待望のシマアジ。終盤のうれしい1匹となった。このシマアジを取り込んだところで終了。
粘りがちでシマアジ(提供:週刊つりニュース中部版・桑原一幸)この日の釣果はヒラメ1匹、シマアジ1匹、マダイ7匹の9匹。青物は不発で、あと1匹で2ケタ釣果だっただけに悔しいところだが、当日の低活性を考えればまずまず納得できる内容となった。
エサは多種類を
当日はマダイがイワシの切り身に強く反応し、定番のダンゴエサやシラサエビにはほとんど反応がなかった。海上釣り堀では日によって当たりエサが大きく変わることが多い。今回の釣行でも、多種類のエサを準備しておくことの重要性をあらためて実感する結果となった。
当日は在庫の多い青物を爆釣する予定が、逆に在庫を増やしてしまう結果となったが、これから春に向けて徐々に水温が上がれば、青物の活性も上向くはず。皆さんも青物爆発のXデーを狙って、和光へ釣行してみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース中部版・桑原一幸/TSURINEWS編>



