2月14日に三重県・大紀町錦の慧樹丸へ、半夜便のイカメタルで釣行してきた。狙いはヤリイカ、アカイカ、スルメイカのツツイカ3種。当日は天候に恵まれ風も弱く波も穏やかで、冬の釣りとしては申し分ないコンディションとなった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
慧樹丸でイカメタルゲーム
午後5時に港を離れた船は夕暮れの海を進み、ポイントとなる水深53mの海域でアンカーを投入。
冬のイカメタルは厳しい冷え込みとの戦いになるが、日没が早く暗くなるのが早い分集魚灯点灯後の「本番の時間」が長く取れるのが大きな魅力だ。
明るいうちは魚探の反応も乏しく、スッテを落としても触りは全くない。やがて周囲が暗くなり、集魚灯が点灯すると、ベイトが集まり始め、次第にイカが釣れそうな気配が高まってきた。
ベタ凪で池の様な海面(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)ツツイカ3種そろいぶみ
最初にサオを曲げたのは原田さん。慎重なやり取りの末に上がってきたのはいきなりのダブルヒット。ヤリイカとアカイカがヒットした。透き通ったイカダブルヒットに船上から歓声が上がる。
原田さんヤリイカとアカイカのダブル(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)続いて私のロッドにも明確なアタリ。鋭く入ったティップにしっかりとした重みが乗り、上がってきたのは肉厚のスルメイカだった。
筆者にはスルメイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)さらに黒宮さんには胴長のある良型ヤリイカがヒットし、船上の雰囲気は一気に活気づいた。
黒宮さんにはナイスサイズのヤリイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)このまま連続ヒットといきたいところではあったが、中盤以降はアタリが遠のく時間帯もあり、タナを細かく刻みながらイカの反応を探る展開に。それでもパターンをつかんだ緒方さんには、アカイカが連続ヒット。
緒方さんアカイカダブル(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)加藤さんもヤリイカを取り込み、気が付けば狙いのツツイカ3種がそろい踏みとなった。
加藤さんもヤリイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)ヒットレンジや誘い方によって反応が大きく変わるテクニカルな状況で、この日は全体的に数こそ伸びなかったものの、終始穏やかな海況のなかで釣りに集中でき、イカメタルのゲーム性の高さをあらためて実感させられる釣行となった。
錦沖パラソル級オス回遊中
錦沖には依然として良型のオスのヤリイカが回遊しており、日ムラはあるものの2月いっぱいは十分に期待できそうだ。潮や月回りなどの条件が合えば、数釣りが楽しめる日もありそうだ。
冬のイカメタルは厳しい寒さの中での釣りではあるが、集魚灯に照らされた海面と繊細なアタリに神経を集中させる時間は、冬のイカメタルならではの魅力にあふれている。
ツツイカ3種が同時に狙える好機はそう多くないだけに、防寒対策を万全に整えて旬の味覚とテクニカルな駆け引きを楽しみに錦沖へ足を運んでみてはいかがだろう。
ツツイカ3種が同時に狙える好機(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>

