神奈川県横須賀市を流れる平作川は、夏から秋にかけてハゼが遡上し、それを捕食するウナギが狙い目となる人気フィールド。この時期のウナギは脂が乗って絶品で、置き竿にケミホタルを装着してじっくり待てば、力強い本命アタリに出会えるチャンスがある。今回は夕まずめからの釣行で、良型2尾を手にすることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)
平作川でウナギ釣り
8月27日(水)、神奈川県の横須賀~久里浜を流れる平作川支流にウナギ釣りに出かけた。例年、お盆休みを過ぎたころからハゼが遡上。ウナギはこれをエサとして捕食しているため、脂がよく乗って、大変美味しい。
釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)18時少し前に釣り場到着。竿2本出しで狙う。エサは日中、自宅近くの裏山で掘ったミミズを使う。小さいサイズは無視して、なるべく太くて大きいものをエサ箱にキープ。大きいエサには大きいウナギが釣れる傾向があるように思う。
釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)置き竿で狙う
釣り方はとてもシンプル。中通しオモリ6号、ハリス3号30cm、丸セイゴバリ10号にミミズを通し刺し。川底に仕掛けを這わせ、置き竿にして待つだけ。ケミホタルを装着した竿先にアタリがきたらアワせる。
置きザオにして待つ(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)時々、小さく小刻みなアタリが竿先に出て、アワせてもハリに掛からないことがある。これは小さなハゼの仕業で、本命はカンカン、ギューンと持っていくような、明確なアタリが多い。
ウナギは口周りが硬いので、しっかりアワせて、あとはリールを巻いて抜き上げればOK。
良型2尾ゲット
この日は、19時と19時30分に本命アタリがあり、良型2尾をゲット。20時すぎに納竿した。
持ち帰ったウナギは、1時間ほど冷凍にして仮死状態にしてから捌き、すぐに酒に1時間ほど浸してから焼くと、泥臭さが取れる。
お酒に浸してから焼いた(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)焼き上がったら、自前のウナギダレを付けてさらに2分ほど焼くと、うな丼に最適な感じで仕上がって絶品。
<週刊つりニュース関東版APC・間宮隆/TSURINEWS編>
平作川


