1月の雪以降、厳しい状況が続いている三重県・四日市港周辺。水温が上がらないためか、釣況もかなり不安定だ。ボウズ逃れの救世主とも言えるカサゴにさえ苦戦する日も多く、試行錯誤の日々を過ごしている。そんな中から今回は、2月8日と9日の釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
四日市港でライトゲーム
2月8日、この日は午後7時半ごろから四日市港のふ頭周りでサオを出した。まずは、停泊している船の明かりの周りで、表層に浮いているセイゴを狙ってキャスト
</TSURINEWS・関東 関西 デジタル編集部>開始。
1.5gのジグヘッドで、表層を速めのリトリーブで探っていく。すると1投目からガツンとヒット。サイズは25cmほどだが、ライトタックルなので十分に楽しめる。
同じパターンで35cm級までを3匹キャッチし、満足したところでジグヘッドを0.8gに変更。
メバル最大17cm登場
次は壁際ギリギリにキャストし、岸壁際のエグレに潜むメバルを狙う。着水後は即座にイトフケを取り、水面直下をスローリトリーブ。少しずつポイントを変えながら探っていくと、数投したところで押さえ込むようなアタリが出た。少し聞きアワせ、重みが乗ったところで一気に壁際から引き離す。
水面に浮かんだのは狙い通りのメバル。15cmほどのアベレージサイズだが、鋭い引きを楽しませてくれる好敵手だ。
その後も同様のパターンで探ると連続ヒット。ベイトの寄りが違うのか、アタリは明かりが効いている場所に集中し、暗い所ではアタリも激減する。
30分ほどで難なくツ抜けを達成。粘ればまだ釣れたかもしれないが、明るい場所をひと通り探ったところで次のポイントに移動することにした。
セイゴも常夜灯周りでヒット
次のポイントも常夜灯の絡む場所だが、ここではメバルのアタリは皆無。少しずつレンジを下げながら探っていくと、ボトムまで届いたところで小型のカサゴがヒット。
同様に数匹を追加したが、なかなかサイズが伸びない。この日は17cmを頭にメバルが10匹に、セイゴとカサゴを数匹キャッチして午後9時ごろに終了とした。