町屋海岸での投げ釣りで20cm頭にキス87匹【三重】4〜5色付近にアタリ集中

町屋海岸での投げ釣りで20cm頭にキス87匹【三重】4〜5色付近にアタリ集中

9月も半ばに入ると、気温に変化が出てきた。特に朝晩は気温が25度を下回るときもあり、過ごしやすい時間帯が増えてきた。徐々に落ちギスのシーズンが近づいてきているのか、キスのサイズが大きくなってきた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

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海釣り 投釣り

町屋海岸で投げキス釣り

このところ不安定な天候が続いているが、キス釣りのシーズン真っ盛りということもあり、9月14日に久しぶりに三重県津市の町屋海岸へ釣行してみた。先日まで猛暑が続いていたこともあり、キスの釣果情報があまり入ってこなくなった。

今回の潮は大潮。満潮が午前5時21分、干潮が午後12時12分とのことなので、ほとんど引き潮の時間帯での釣行だ。潮の動きが大きいので、キスの移動も大きくなることが考えられ、広範囲に探る必要がありそうだ。

町屋海岸での投げ釣りで20cm頭にキス87匹【三重】4〜5色付近にアタリ集中町屋海岸のポイント風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

天候は雨雲レーダーで確認すると、午後から降るような予報になっている。雨が降る前に勝負と思い、早朝午前3時半ごろに起床。現地には5時半ごろに到着した。

平日なので釣り人は少ないと思ったが、思った以上に車が多く止まっていた。護岸から砂浜を見下ろすと、駐車場に近い所でサオを出せるスペースを見つけたので、その場所で釣り座を構えた。仕度をしながら周辺を見渡すと、ポツポツと釣れてはいるようだ。

仕掛けは半遊動の自作テンビン、オモリはムクの25号、ハリはがまかつ競技キスSP5号の12本バリでスタートだ。

食い気満々の高活性

準備を終えて、1投目は4色半へ投入してみた。早朝は潮が高いので、近くから攻めてみる。

オモリの着水を確認し仕掛けが絡まないように、すぐに手前に手繰り寄せ探りを開始した。半色ほど探った所で、サオ先に鮮明なアタリが伝わってきた。そのまま追い食いを狙い、探り速度を調整しながら誘いをかけると、しばらくして追加らしきのアタリが出た。

期待していたほどの魚はいないようで、群がるような連続したアタリが出ないようだ。2色ほど残して回収すると、キスが2連で掛かってきた。ちょっと前と比べると型は良くなっているが、数が少ない気がする。

エサを付け替え2投目は5色へ。1投目と同じようにイトフケを取り、仕掛けが絡まないように少し手繰り寄せた後、探りを開始した。半色ほどしてからアタリが出た。追い食いを狙い探りを繰り返すと、キスのアタリが立て続けに出た。活性が高いようで、サオ先に伝わるブルブル感が強く時折サオを持っていくような引きだ。

そのまま探り続け、2色残して回収した。波打ち際に現れたのは、キスが4連、小ダイ、メゴチ2連といった具合で、思ったほどキスが掛かっていない。2回キャストした感じでは、3色から手前ではアタリが出なかったので、3投目は少し遠投して、5色半へ投入してみた。

20cm頭に87匹の好釣果

10数秒だけ探らずに様子を見ていると、キスのアタリが出た。比較的型の良いアタリだ。1匹掛かったところで、仕掛け絡みを意識して探る速さを調整しながら、追い食いを狙う。しばらくしてキスのアタリが出た。さらに4色に入った所でもアタリが出た。どうやらキスのいる距離は、5色出し切り周辺と4色出し切り前後のようだ。

町屋海岸での投げ釣りで20cm頭にキス87匹【三重】4〜5色付近にアタリ集中良型交じりでキス8連(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

3色半残して回収すると、キスが8連、小ダイ、メゴチが掛かってきた。外道が非常に多い。その後、潮が落ち始めると、キスのポイントは徐々に遠くなり、5色前後でアタリが頻発する。キスはエサに飢えているようで、強烈にアタックしてくる。ハリ2つくわえるキスも多く、活性がかなり上がっているようだ。

その後、キス釣り師が帰っていき、数人になってしまった。その後順調にキスを釣っていると、天候が急変して少し雨が降ったり、急に強く日が差したりする。それでもキスは素バリなく掛かってくる。そのままキャストを繰り返してキスを追加していたが、天気予報を確認すると天気が悪化しそうだったので、12時半に納竿とした。釣果は20cmを頭に87匹。束には届かなかったが、満足する結果となった。

<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>

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町屋海岸

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年10月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。