来月にはアユ釣りも始まるので、私がいつも行っている岐阜県高山市荘川町の庄川上流を紹介したい。この川は標高が高い所にあり、解禁は7月に入ってからになる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大西實)
牧戸橋周辺
東海北陸道の荘川インターすぐの所から下流部は、川幅は狭く緩やかな流れ。所によっては激流、深場、起伏に富んだ釣り場がある。
その中でいくつかポイントを紹介しよう。まずは一番下流部にある牧戸橋の上下。ここは駐車スペースがあり、オトリ店や遊漁券の発売所もあるが、川に下りるのに急な坂道なので注意が必要だ。橋の下は激流だが、大物が出るポイントだ。
蕎麦正付近
次は少し上流の蕎麦正の下。瀬が続く一級ポイントで、今年の3~4月に上流部で河川工事を行った場所だが、緩やかな流れになっている。大石が点在し、毎年いい思いをする場所なので、本当は紹介したくないが……。
五連水車下
次は荘川のメインの五連水車下。ここは大石が点在しており、激流が続く所なので、初心者には少し難しいかもしれない。挑戦してみると意外に釣果が出るかも。
荘川の里前
少し上流の荘川の里前は、駐車スペースが広くいつも入れ替わりが激しい激戦区だが、初心者からベテランまでいろいろな釣り方で楽しめる。
上流部は深場で泳がせ釣りがお勧め。少し下は緩い流れと水がきれいなので、アユの動きと掛かる瞬間が楽しめる場所だ。その下の落ち込みは深場で流れが速く、上級者向け。
漁協下
次は漁協下。ここは荒瀬と急瀬が1km以上続く毎年楽しみな場所だが、駐車スペースがないので注意したい。
荘川インター下の道の駅裏
次は荘川インター下の道の駅裏。ここも遊漁券やオトリが買える。またすぐに川があって、川幅もほどほどある。大きな木もなく開けた所なので、ここも多くの釣り人が入る。多いので注意して入川しよう。
他に支流の一色川と御手洗川も、放流しているので見逃せない川だ。どこでも釣りができる所が多く今年も楽しみだが、他の釣り人がいたら、ひと声をかけてマナーをしっかり守って楽しんでほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・大西實/TSURINEWS編>
庄川漁協管内