筏川でウナギ釣り
仕事を終えて帰宅後、即釣り場へ向かう。仕事帰りの車が多く時間がかったが、午後6時30分ごろには到着できた。
予報では雨が降るのは翌日からだったが、空を見ると雲が厚くなっており降りそうな予感。アプリで確認すると、釣り場周辺は午後11時ごろから降雨の予報のため、釣りはそれまでと決めた。前回とは異なり風がなく穏やかで、水面は水鏡のように外灯を映していた。
穂先を見つめる忍耐の釣り
午後6時45分に第1投。反応はあるが、エサをかじる程度で食い込まない。エサはドバミミズ。先端だけを食いちぎるためアタリにならない。だが小刻みに損傷しているためカニ類がついばんでいるのだろう。投入場所を変えてアタリを待つことにした。
午後7時30分くらいから雨が降りだした。予報よりも早い。雨を避けるため車内からサオを監視する。前回に続いてまた雨に降られてしまった。
午後8時、穂先が微妙に動いた。何かがエサをつついているようだが、食い込まない。待つしかないと静観を続ける。忍耐の釣りだ。
レギュラーサイズのウナギ手中
エサだけかじられたかと思ったが、再びサオがピンピンと動いた。ハリ掛かりしたようだが、食いが浅いと外れるかもしれないとそのまま静観。5分くらいでアタリが止まり、穂先が大きくしなった。やっと完全にハリ掛かりしたようだ。
サオを持って確認すると、重量感のある手応え。掛かったのはレギュラーサイズのウナギだろう。ゆっくりリールを巻くと、予想通りのウナギが掛かっていた。この1匹で今日の釣行は報われたと感じた一瞬だった。
その後はアタリがぱったりなくなり、午後9時30分ごろに納竿した。5月まではここでウナギを狙ってみるつもりだ。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
筏川