『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?

神奈川県横浜市にあるインフレータブルボートをメインに扱っているジョイクラフト社へお邪魔してきました。過去にボートレースもされていたという生粋のボートマンでもある同社の社長へ話を伺ってきました。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

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岸本真彦

私は釣りが好きすぎて船舶免許を取得しました。現在はトレーラーブルボートで釣りをしています。是非皆様にもマイボートの魅力をお伝え出来たらなと思っています。宜しくお願いします。

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ジョイクラフト

ジョイクラフトとは神奈川県横浜市にあるインフレータブルボートをメインに扱っている会社です。歴史は古く1998年からジョイクラフト社を立ち上げしたそうです。社長自体は昔アマチュアのボートレースをされていたそうです。インフレータブルボートをこれから購入を考えている人に少しでも何らかの参考になれば幸いです。

同社のボートのほとんどが意匠登録されていて、他社は真似できないそうで同じボートは一つも無く、全てのボートが流体力学に則って設計されているとのことです。それでは社長に色々なインフレータブルボートについてご紹介して頂きましたのでのでお伝えしたいと思います。

ピーキャット

ピーキャットというボートです。2023年モデルのボートです。ベースはJESをベースに軽量化した2馬力専用艇です。こちらのコンセプトは持ち運びしやすく、水の抵抗が少なく、カタマラン艇のボートだそうです。

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?ピーキャット(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

レッドキャップ300

レッドキャップ300というボートです。こちらはジョイクラフトさんで一番売れているモデルで作り始めて4000艇近く出庫しているロングセラーモデルでこちらも2馬力専用モデルです。

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?レッドキャップ300(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

JEX340

JEX340というボートです。こちらは幅広いボートで船の長さ3M未満で六人乗りを実現しようと作ったボートで検査は必要ですが登録はいらないボートです。こちらは15馬力まで積めるボートになります。

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?JEX340(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

JES336

JES336というボートです。こちらは開発の基礎となったボートでトリマランハルを採用し柔らかい走りを実現したボートだそうです。

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?JES336(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

オレンジペコ

オレンジペコというボートです。こちらはコンパクトながら5人乗りを実現しバウにモーターマウントを装着でき流し釣りやバスフィッシングなどにも使えるそうです。

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?オレンジペコ(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

カヤック340ワイド

カヤック340ワイドです。こちらのモデルは2023年から幅が約5センチ広くなり室内が広くなりました。私が知る限りモーターカヤックのインフレータブルはジョイクラフトさんだけではないでしょうか。

『ジョイクラフト』のインフレータブルボートは「初心者にこそ使ってもらいたい」ワケとは?カヤック340ワイド(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

ボート作りのアイディア

ボート作りのアイディアについて聞いてみたところ、今はまだ市場に出てないボートで理想とするボート、市場が求めるだろうボートを推測して作るそうです。また、全てのアンケートを社長、社員さんがみてフィードバックし改善をしているそうです。

アルミハルのリブボート

アルミハルのリブボートがコンセプトボートとして展示されていました。FRPのリブボートはよく見ますがアルミ艇のハルは驚きでした。FRP艇より軽いそうです。ぜひとも乗ってみたいと思いました。

初心者にこそジョイクラフト

私が乗っていたボートはジョイクラフトのJEX335でした。2サイクル9.8馬力を積んで走っていました。船内も広く2人で釣りするには最高なボートでランチングも一人で出来、よく砂浜などから出船していました。インフレータブルボートを乗るならやはり有名どころジョイクラフトをオススメ致します。

また初心者な人にこそ高性能なボートを使ってもらいたいとおっしゃっていました。理由は技量や経験が少ないためトラブルが起きた際に対応が難しいからです。他の無メーカー等は特に海の上で故障などすると死と直結してしまうためぜひ有名どころのボートを強くオススメしたいと思います。

<岸本 真彦/TSURINEWSライター>