北浦の磯でロックゲーム釣行
水温も22度台と次第に下がり、20度を切っても釣れないことはないが、活性が落ち始めるのは確かで、狙いのアカハタなどの根魚をワームで釣ることが厳しくなる。まただんだんと季節風が吹き荒れるため、ルアー釣りが難しくなる時期だ。
渡った磯は「コモの6番」という瀬。この日は前日の夕方から波がでて、大バエも沖向きでサオを出せないくらいの波で、フカセ釣りの人もそれほどいい瀬に上がれないような状況だった。
開始早々30cmアカハタ登場
瀬上がり後、早速準備に取り掛かる。最初はベイトタックルで足元から40mくらい沖までをていねいに探る。おおまかな沈瀬の位置や水深が分かっているつもりなので、14gのタングステンシンカーにKJカーリー(ホロオレンジ)3inchをセット。
友人はロックフィッシュゲーム一年目で、今シーズン最後の磯ロックフィッシュゲームかもしれないので、北浦の磯を満喫してもらおうとすぐに準備してもらって釣り開始。私はゆっくりと朝ごはんでも食べよう。
開始早々、友人のロッドが大きく曲がり、30cmクラスのアカハタをキャッチ。その後、良型アラカブと何尾も格闘して釣り上げている、「あらかた釣ったら移動してテンポよく釣っていいよ」。その後、私は友人が移動した後をていねいに探り、釣り残した魚を狙う。
40cm良型キャッチ
なかなかアタリはないが、友人と違うアクションでハードめにワームを動かしているとガツン!ここ最近で一番の激しいアタリがロッドに伝わってきた。ちょうど雨も降りだしたタイミングで活性が上がって食ってきたのだろう。
使っているモアザン(ロッド)が胴から曲がり、ロッドを立ててリールもゴリ巻き気味で寄せに掛かる。まずまずなサイズということは分かり、「ハリ外れだけはするなよ」と願いながら強引にぶり上げた。
サイズは40cmくらい。今シーズン1、2の大物かな?体高もあってナイスプロポーションのアカハタだ。友人もこの1尾を見て俄然やる気マックス。だが、釣れるのは30cm未満のアカハタばかり。