11月22日、愛知県・南知多町の片名港のおざき丸にカワハギとフグを釣りに行った。2週間ほど前にも訪れたおざき丸、前回釣れたカワハギとフグがとてもおいしかったので、もう一度釣りたいと釣行することにした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)
おざき丸でカワハギ&フグ釣り
川中さんは「前回はサバフグがたくさん釣れたけど、今回はヒガンフグ釣りたいね」と話す。私はカワハギの肝じょうゆがとてもおいしいから、カワハギ釣りたいなぁ。
午前5時半ごろ到着。「おはようございます。今日も宜しくお願いします」と受け付けと支度を済ませて乗船する。そして6時半に出船。天気は晴れで北西風、沖は風とウネリがある感じだ。
港から5分のポイントで「水深20m、根掛かりに注意してください」とアナウンスが入る。川中さんはカワハギ仕掛けにアサリエサ、私はカットウ仕掛けにアオヤギエサでスタート。
開始してすぐに船首の釣り人にカワハギが上がった。はやっ!もう釣れてるやん。これは期待できるかなと、カットウ仕掛けを底に落としてチョンチョンと誘う。しばらく待ってアタリがなければ空アワセを繰り返す。
すると微妙につついたアタリ。きた。アワセを入れるとヒット。カワハギか、フグか。上がってきたのはカワハギだ。幸先良く良型が釣れた。
後半にフグの時合いも
その後アタリがなく沈黙。船は移動を繰り返し、13mのポイントでは根掛かりで仕掛けをロスしてしまった。ここでカワハギ仕掛けに取り替える。仕掛け変更が功を奏して久しぶりにヒット。カワハギが釣れた。さらにアタリがあり、小型だがヒガンフグをゲット。カットウ仕掛けにしていた川中さんにも良型のヒガンフグがきた。
その後、反応がなく船は移動。水深10mのポイントで、アタリはあるが外道のベラやハリに掛からず苦戦。川中さんにアタリがあり「きたよ」と一気にゴボウ抜き~。シルエットが太いからフグかと思ったがコウイカだ。船上に勢いよく上げてしまい、時すでに遅し。墨が飛び散り船上を少し汚してしまった(おざき丸さんスイマセン)。他の人に被害がなかったのが幸いだった。
墨を洗い流して再スタート。隣ではヒガンフグが釣れている。川中さんもコモンフグを追加。どうやらフグのポイントのようなので、これはカットウ仕掛けの方がいいと思い取り換えると、すぐにコモンフグが釣れた。さらにゴンゴンとアタリ。アワセを入れるとヒット。今日一番の引きだ。上がってきたのは良型のヒガンフグだった。
鍋&刺し身の食味は絶品
その後、数匹コモンフグを追加して午後0時半に終了した。本命のカワハギとフグがまずまず釣れ、とても楽しめた。
おざき丸では、レンタルタックルやライフジャケットが用意されているので手ぶらで来ても大丈夫だ。仕掛けやエサも販売されており、海上で仕掛けをロストしても買えるのでありがたい。また、フグは毒があるため免許がないとさばけないが、帰港後に船長がさばいてくれるので安心して食べられるのもうれしい。
船長にどうやって食べたらいいか尋ねると鍋が一番とのことだったので、フグは鍋にしたが、とてもおいしいかった。またフグは唐揚げも定番。カワハギは刺し身にして肝じょうゆで。めっちゃおいしかった~。何度食べてもやっぱり最高!コウイカはイカ墨パスタに挑戦。とてもおいしく出来た。
皆さんもぜひカットウ釣りやカワハギ釣りに行ってみては。
<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>