三重県鳥羽市中之郷の釣友のボートで、伊勢湾のサワラキャスティングゲームに行ってきた。釣果は、船中4人で7匹のサワラにブリまで飛び出し、今秋のサワラシーズンは順調なスタートとなった。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・橋本広基）
TSURINEWS編集部
伊勢湾でサワラキャスティング釣行
伊勢湾のサワラキャスティングゲームが絶好調となってきた。10月下旬に、三重県鳥羽市中之郷の釣友のボートで正午から出船。昨年もこの時期から好釣果を経験しただけに、期待度マックスで沖を目指す。
ポイントまでは20分程度。まずはお土産確保ということで青物を狙う。すると、ボートの前方にバシャバシャとナブラが発生。140mmのミノーをフルキャストする。すると、数投で全員安打。40cmクラスのハマチがガンガンとルアーにアタックしてくる。これでウォーミングアップも完了だ。
今秋初物は90cmメタボサワラ
そこで、サワラを求めてボートは移動。サワラのジャンプこそ確認できないものの、上空を旋回する海鳥を発見。結構な数である。
ここでもルアーは140mmのフローティングミノー。ロッドのティップでラインをたたくイメージで、バシッバシッとルアーを左右にダートさせる。すると、5～6匹のサワラが猛然と足元までルアーを追ってきた。
これは熱い。必ず釣れると確信した次のキャストで海面爆裂。大きな水柱が上がり、リールのスプールが一気に逆回転する。このスピード感がたまらない。ロッドは大きく曲がり、足元まで寄ってきたかと思いきや、猛ダッシュを繰り返す。
船底でラインを擦られないようにティップを海中に突っ込み、船長と声をかけ合いながらタイミングを合わせてネットイン。キャッチしたのは、90cmに迫るでっぷりとしたメタボサワラだ。うれしい今秋の初物となった。
極太サワラゲット（提供：週刊つりニュース中部版APC・橋本広基）サワラ全員安打達成！
そして、ここからは釣友たちの勢いが止まらなかった。ルアーは全員140mmのミノープラグ。海況がやや荒れてきたこともあり、サワラのミスバイトが多発。
そこで、釣友たちはジャークアクションからサワラがルアーを食いやすいよう、ルアーアクションが直線的なタダ巻きに変更。巻き速度の変化でサワラに食わせの間を作って探ってみる。
するとミスバイトが減り、次々とヒット。乗船していた3人の釣友もすぐさま全員安打を達成した。圧巻は今回の釣行で初サワラのキャッチに成功した上坂さん。落ち着いたやり取りで2匹目もキャッチ。
釣友の上坂さんは2匹キャッチ（提供：週刊つりニュース中部版APC・橋本広基）
