釣友に誘われ、岡山・日名倉養魚場でのファミリーフィッシングイベントに参加してきました。当日は天候にも恵まれ、ちびっ子たちは大はしゃぎ。アマゴのつかみ取り、釣り、BBQと秋めいた渓谷で半日を楽しむことができました。今回は大成功だった当日のイベントを踏まえ、子供たちから「また行きたい」を引き出すためのポイントを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
まずは予約
単独釣行は元より、グループ釣行においても、スケジュールが決定したら相談がてら必ず予約を入れ、 現地の状況の把握と叶う範囲で交渉をしましょう。また、各管理釣り場には、現地ならではのルールがあります。気になる部分は事前に確認しておきましょう。
また、当日現地では楽しみに来られた他の釣り人にも配慮し、ひと声かけておく気配りを大切にしたいものです。
釣りの前に施設を確認
安心・安全に楽しむために、まずは釣り場と施設を確認。例えば、トイレの位置、集合場所など、しっかりと文章(地図)と口頭で確認しておきましょう。
ちなみに、当日はイベントということで、参加者全員で諸々の確認ミーティングからスタート。参加者の方々に安心して、安全に楽しんで頂くためにも、最初の確認ミーティングは大切です。
サポーターの役割
さてさて、ミーティングが終わればいよいよお待ちかねの釣りです。ファミリーフィッシングでは何といっても子供たちが主人公。楽しく安全に釣ってもらうためにも、サポーターの役割は大切です。ここでは子供たちの釣りをサポートする際の注意点を紹介します。
まず、失敗してもサポーターは、できるだけサオを奪わず・優しく「聞いて!見て!やってみて!」の手順でアドバイスしてみましょう。見ていても聞いていないジュニアの場合が多く、よく同じミスをしてしまうことが多いようです。
少し時間がかかっても釣らせてあげることは、達成感を持たせますね。
ちなみに、初心者家族が参加した当日のイベントでは、みんなが釣りを楽しむために少なくとも2家族に1人の釣りサポーターが配属されていました。「迷ったら気軽に聞いてね!」をキャッチフレーズにできるだけ見守るスタイルで対応していました。
魚の気持ちになってもらう?
大切なアドバイスを次々と提示しても、ジュニアたちには頭に入っても体がついてこないのはよくあることです。そんな時には「魚の気持ちになってみて!」と、提案してみましょう。
「ゆっくり流す方が食べやすいよね!」とか「あのポイントには、この辺りからのアプローチがいいかな?」など、あまり多くを語らない方がいいでしょう。
ママさんも時折チャレンジ!
余裕が出来たらママさんもチャレンジしてみましょう。やる気ママは、お手本通りの素敵なママです。釣って見せればジュニアはやる気倍増します。
「褒めにケーション」で!
「どの子も我が子!」の気持ちを持って、子供たちの一生懸命さを褒めてあげましょう。内気な子・恥ずかしがりあの子も、時としては試行錯誤の経験値と優しいアドバイスが時間と共に解決してくれます。お子さんの協調性を養う場としても優しい言葉を掛けてあげてみて下さい。
要領を得たちびっ子(高学年)には、「教えてあげるよ!」という思いやりのある態度をとるようにさせましょう。楽しみに来ているときは、楽しさ・嬉しさ・感動を分かち合えるといいですね。
「お兄ちゃん・お姉ちゃん親切だった!」の声が聞けるといいですね。